糊タンク下にあるコックを三か所開ける
塗布量調整ハンドルを操作し、ローラーの同士を密着させます。
右に回すとローラー同士が離れ、左に回すと近づく。
ハンドルに表示されている針を「時計」の13:00に合わせるとローラー同士が密着する。(赤い針が長針、黒い針が短針)
流し台に置き場があります。
堰板取り付け後、糊吐出口に取り付けられた糊垂れ防止用のビニールを外す。
隙間が出来ないように、レバーと堰板の間にダンボールを挟んでください。
流し台の下に置き場があります。
接着剤が硬化しないように、水を入れておくこと。
機械左上のロール昇降ハンドルを操作し、原板の厚みよりも1mm程下げて設定する。
ハンドルは左回しで上昇し、右回りで下降する。
右に回すと、ロール回転速度が速くなり
左に回すと、ロール回転速度が遅くなります。
右に全開まで回してから、左に半回転(低速側に)回した所が基準値となります。
ロールが回転している時に操作してください
停止時に速度調整ハンドルを回さないこと!
⑨コロコンを設置する。
下部をしっかり本体に差し込むこと。
スプレッダー下部の白枠に合わせて設置する。
スプレッダー下部にある白枠ガイド
⑩塗布量試験を行う。
測定手順は以下の通り。
①接着する製品と同じ厚み・同じ材質の試験片(300x600寸)を用意し、重量を量る。
②操作盤右側の「風」ボタンを押す⇒試験片の重量が差し引かれ、ゼロ表示になる。
※試験片重量が1499gを超える場合は風袋引き機能が使えません。
原板重量を記録しておき、糊付け後重量から原板重量を引いて塗布量計算してください。
③スプレッダーに試験片を通し、糊付けする。
④再度、重量計に乗せることで、塗布量が何グラムか測定できる。
塗布量基準は以下の通り
MDF 32g±4g
合板 36g±4g
下限は必須、上限は目安とする。
上限値で塗布しても木口より染み出し無き場合は上長に報告してください。
プレス機操作盤の右側にあります。
HI SETは本圧締圧力の設定カウンター。
LO SETは仮圧締の圧力設定カウンター。
それぞれに四桁のカウンターがあり、下一桁は小数点。(000.0の四桁)
仮圧締圧力は0.2で固定し、本圧締圧力はプレス機に掲示している『ゲージ圧力設定一覧表』を参考に設定する。
1~4のボタンを使用し、圧締時間を設定する。
1と2は秒の設定で、3と4は分の設定。
上を押すと増加し、下を押すと減少する。
通常、仮圧締1分、本圧締30分で設定し
片面無調厚や紙貼り、MDF等滑りやすい材料は
仮圧締を二分に設定する。
プレス機、通路側リミットスイッチがあり600mmより低い山は圧締できません。
敷板などで底上げし、山高が600mm以上になるようにしてください。
積層後プレス機に材料を投入・取り出しする際は
プレス機とリフターの高低差を緩和するために
斜め投入を徹底してください。
左右平行に材料を前進させないこと!
フットスイッチを操作できる位置に置き、
投入時に材料が傾かないように、調整してください。
上昇⇒定盤上昇ボタン
下降⇒定盤下降ボタン
停止⇒定盤の停止ボタン
自動 切 手動⇒自動に設定
プレス機下降の衝撃で貼りずれが起きる為
下降時は下降と停止ボタンを交互に押し
ゆっくりと下降すること。
(添付の動画を参照にしてください)
①糊タンクのコックを三か所閉める。
②速度調整ダイヤルを「5」に設定する。ローラー停止中は、ダイヤル操作をしないこと!
③ローラーを停止し、吐出口にビニール袋をかぶせ、ビニールタイで縛る。
④ローラーに杓子(シャクシ)で水を入れる。
⑤ローラー高調整ハンドルを使用し、ローラーを50mmまで上昇させる。
⑥塗布量調整ハンドルを使用し、ローラーを開く。溜まった水と糊が受け皿に落ちます。
⑦堰板を外し、ブラシで洗う。ローラーはホースとブラシで洗浄する。
⑧洗えない面が出てきたら、ローラーを回転して、洗いたい面が手前に来る場所で停止してください。
ローラー回転中は手を入れないこと!
糊受け皿は、すぐに満水になる為、あふれる前に流し台にて排水してください。
清掃が終わったら、糊受け皿を水洗いする。
⑨ウエスで各部を吹き、各ブレーカースイッチをオフにして、清掃完了。
プレス機内に製品が残っている場合は、必ずプレスを上昇させて終了してください。
・要注意事項等
①スプレッダーは見た目の回転速度が遅いので、一見すると安全そうに見えるのですが、非常にトルクがあり、一度巻き込まれたら抜け出すことは不可能です!スプレッダーに異常があった場合や清掃時など、ローラーに近付く際は必ずローラーを停止すること!
②プレス機内部で作業する際は、必ず他の作業者に声掛けを行うこと!
ロールが回らない!
⇒速度調整ハンドルを高速のまま停止してしまった可能性があります。
上長に報告してください。
仮圧締のままプレス機の圧力が上がらない!
⇒仮圧締圧力が0.2以下になっていると、圧締が始まりません。0.2になっているか確認してください。
プレス機内のコロコンが上がらない!
⇒パネルソーのエアーコックが閉まっているか、プレス機操作盤の「自動 切 手動」のスイッチが自動以外になっている可能性があります。確認しても治らない場合は上長に報告。