SPiRIT(学びの精神)
ミレー『落穂拾い』
これは、ただ農民が『落穂(おちぼ)』を拾(ひろ)っている絵ではありません。
まずこの人たちは農民ではありません。
農民よりさらに身分が低い“恵まれない人々”です。
彼らがその日の食料を拾い集めている姿です。
この時代には、農民が『自分たちが収穫する時に落ちた「落穂」を拾ってはいけない』という法律がありました。
「落穂」は“恵まれない人々のもの”と決まっていたのです。
また、農民など他の人たちが落穂を拾い“恵まれない人々”にそれを与える事も罪とされていました。なぜでしょうか。想像してみて下さい。
「何もせず、ただ食べ物を与えられるだけの生活…」
これ以上“生きがいのない”ことはありません。彼らにとって 「自分たちの手で拾い集める作業」が、彼らの“生きるために唯一できること(生きがい)”だったのです。
ですから、これを奪うことは“罪”とされていたのです。
学習においても「一方的に教わるだけ」「説明を聞くだけ」という“受け身の姿勢”ではせっかく教わったことも身に付きにくいです。
『自分の力でできることは、出来るかぎり自分でやろう。』自力でできる喜びを1つ1つしっかり噛みしめよう。
わからないことは先生の力も借り,自分でできること増やしていこう。
その喜びを、さらなる意欲と自信に繋げよう!
これがせいざん塾の個別授業の精神!