応仁二年(1468年)のころ、杉木村大原惣八郎。蓮如の弟子となり、教春と号す。本尊阿弥陀如来と六字名号を賜って帰郷し、草庵を結ぶ。天正五年(1577年)二代教念(杉木村本目庄左衛門の次男庄市郎)同地に同堂を創建す。慶長4年(1599年)道場消失す。明和二年(1765年)下屋敷村本目親宜が道場再建し、親宜寺と称す。初代、浄念のときの文政三年(1820年)三月本山大谷本願寺より四百台の本尊下附あり。蓮生寺の寺号を賜る。