音楽・図画工作・特別支援教育




【ポイント】

本展開事例は,4時間計画で行う。第1時は,導入として絵本の読み聞かせを行い,各キャラクターの絵のイメージに合った飾り付けをする。第2時は,各キャラクターを表現する音楽(=モティーフ,以後は各キャラクターのモティーフを「〇〇のモティーフ」と記す)を理解するために,クイズに答えたり,音楽を聴きながら動いたりする。第3時は,物語を理解するために,いくつかの場面にちなんだ音楽ゲームを行う。ここでは,わらべうた遊びや音楽療法の技法を取り入れている。第4時は,各キャラクターの役割を理解しながら音楽を聴くことできるように,その音楽に合わせた身体表現を行う。最後にオーケストラ版またはアニメ版の映像で鑑賞を楽しむ。


1.授業のねらい

《ピーターと狼》(S.プロコフィエフ作曲)の物語に親しみ,登場人物と音楽の特徴を理解しながら,楽しんで聴いたり,表現したりする。


2実践例

)題材名
お話を絵・動き・音で表現しよう


2)学習指導要領との関連(特別支援学校学習指導要領:小学部第2、3段階を想定)

A表現ウ(ア)(イ),エ(ア)(イ)(ウ),B鑑賞ア(ア)(イ),〔共通事項〕(1)ア,イ


)想定される学年
特別支援学校小学部(第2、3段階)

)授業で使用するもの
下記、活動案内に記載


5)活動案(全4時間) 


.各活動について

(1)各キャラクターを張り付けた画用紙に飾りつけをする(第1時-2)

)キャラクターと音楽、キャラクターの楽器のあてっこクイズをする(第2時-1,2)

物語にちなんだ音楽ゲームをする(第3時-2)

【おおかみさんをつかまえよう!】※後日公開
【あひるさんをたすけよう!】※後日公開

                                                                                                                                                         

(上野智子・菅 道子・山﨑由可里)