おかえりなさい ! お待ちしていました ( ^ - ^ )
三陸のリアス式海岸を臨む傾斜地に広がるリンゴ畑
『海の見えるりんご畑』という、日本でもとても珍しい環境で作られてきた『米崎りんご』ですが、近年では高齢化による廃業が相次いでおり、後継者である若者も減少しているそうです。
それでも、お互いに助け合ってリンゴ栽培を続けておられる農家の皆さんもおられます。少しでもお役に立てればと、不慣れですが、ご指導をいただきながら頑張っていました。
リンゴ農家のお父さんは、とても優しく朗らかな方で、作業中のおしゃべりも、とても楽しいものでした。
東日本大震災犠牲者の追悼と 復興への願い
平成4年にオープンした、陸前高田市小友町の箱根山にある伝承施設。気仙大工左官の優れた建築技法を後世に伝えるため建設されました。
東日本大震災被災後、阪神淡路大震災を機に神戸市に作られた『1.17希望の灯り』から分灯された『3.11希望の灯り』が敷地内に設置され、以降、毎年行われる慰霊式典『1.17のつどい』に合わせた追悼行事も行われてきました。
震災で失われた犠牲者の追悼と、復興への願いが込められているこの灯り周辺を中心として、敷地内の雑草除去作業、展示物の設置と片付け等をお手伝いしていました。
みんなで守る 地域のお庭
個人所有ですが、遠方から見学に訪れる方も多い、とても素敵なお庭です。草取りや花の植え替え、樹木の剪定などのお手伝いに伺っていました。
この広さを、おひとりで管理されていた頃は、どんなに大変だっただろうと思いながら作業にあたっていました。クリスマスリース作りの土台となる材料のひとつのブドウの蔓は、こちらのブドウ棚からいただきました。
所有者の方は、当たり前ですが園芸にとても詳しく、作業をしながら様々な花の種類や育て方などを話してくださいました。ベースの花壇に咲く花々の管理に悩んだ時などは、よくアドバイスをいただいていました。
あなたの笑顔が見たいから
ご高齢の方々のお宅へ定期的に訪問していました。
とても喜んで下さり、尽きる事がないのではと思うほど色々なお話を聞かせて下さるので、伺うスタッフにとっても、とても楽しい時間となっていました。
時には元スタッフとビデオ通話で再会することもあり、その時の喜びようには、深い親愛の情を感じました。お話の中での学びも多く、ありがたい事だなぁと思っていました。
高齢独居の方々の中には
「久し振りに喋ったから声が出にくい。」
とおっしゃる方もおられ、安否確認はもちろんですが、会話の重要性を感じていました。
(各種感染症感染予防のため、コロナ禍以降は基本的に玄関先での短時間の訪問を行なっていました。感染状況によって電話や手紙に切り替える場合もありました。2023.11更新)