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2026/04/20 戯曲「あの白い部屋EF」を公開しました。
2026/01/12 戯曲人気投票ランキングで「この時間を抱きしめて」 が1位になりました。
2025/11/30 戯曲「あの白い部屋CD」を公開しました。
2026/04/20 戯曲「あの白い部屋EF」を公開しました。
2026/01/12 戯曲人気投票ランキングで「この時間を抱きしめて」 が1位になりました。
2025/11/30 戯曲「あの白い部屋CD」を公開しました。
投票 第1位
この作品は、吉本ばななさんの「キッチン」という作品を読み、コノ作品と"似て非成るモノ"を創りたいと想った。
そして出来上がったのがコノ作品である。
奇妙な不思議の国の住人成る人々も登場する。
他には、詐欺師とか、ヤクザ?とか、ダッチワイフ?とか、ゲイらしき人とか、登場し、"たかし"君の父母の関係を見せながら、出会い系やら愛や友を失った人々の優しい関係を見せる。
コノ作品が優しい仕上がりに成って居るのは、吉本ばなな氏の「キッチン」が根底に在ったからであろうと思う。
たかし少年とたかし青年が、交錯して登場するあたり、由らしいというか、江口作品らしい作品でも在る。
投票 第2位
この作品は珍しく、原作がある。吉村昭氏の作品「煉瓦塀」という短篇である。
この吉村作品には、エラク感動してしまった。
この作品の〝子供〟〝馬〟という二つの点、その他、場所が短い時間にめまぐるしく変わる点等々、芝居にするには、むずかしい。
しかし、芝居には芝居にする、〝絵〟があるわけで原作通りではない。けれど、原作をほとんど変えていない場面もある。それだけ、私が良いと思ったわけで、その良いと思ったものを伝えるというかたちでの初めての芝居づくり。
その良さが、美しく、美しく、シビアに、私というフィルターをとおして、より、より伝えられたらと思っている。
投票 第3位
由最後の作品として、江口が提出したモノは、芝居人を主人公としたモノだった。
そして、"欲望という名電車"(テネシー・ウイリアムズ作)のブランチ的女を落ちぶれた女優に、スタンレーらしき男をモノを書かないシェークスピアマニア(かぶれ)の作家に設定している。
ソノ夢を見続ける姿を"花咲くチェリー"に投影し、しかも、夢を夢で終わらせぬ結末を用意している。
ブランチも原作では病院送りに成るのだが、ソノ再生を願って居る。
幾重にも施された構造に、江口のテーマでも在る親子(母と子)や、天使、ホームレス等が配されて彩りと物語の多様性と深さにも貢献している。トータルで"甦り"の物語なのかもしれない。
江口に影響を与えた大作家、テネシー・ウイリアムズとシェイクスピアへのオマージュ作ともいえる。
この作品は、江口が休業中にずっと書き続けて居たモノで在る。
ソノ江口を支え続けたこの作品は、きっと世の人も救うで在ろうと信じて居る。
すでにノートで200冊を超えるこの作品は、
既存の作品で言うと「ROOM in ハート」に、類似するかもしれない。
しかし、もっとハードで、問題作だ。
今も書き続けるコノ作品の冒頭部分を劇曲にしたモノだ。
それでも、普通よりも長い、コノ劇曲を上演する事は難しそうだ。
ソレでも、皆さんに、どうしてもお目に掛けたいとあえて、劇曲で提示する。残りは小説で?と考えて居るが、それは又の機会に。
長くは在るが、ソノ『白い部屋』を出る劇的部分まで、収められ、中々、いい作品に仕上がって居る筈だ。
タブーの世界を描いて追求する、この作品が世の人に受け入れられ、弱者や弱者のまわりの人々へとバイブルや指南書に成ればと願って居る。
2025年7月8日 紹介文掲載
2025年7月29日 戯曲AB公開
2025年11月30日 戯曲CD公開
2026年4月20日 戯曲EF公開
未上演作品
江口作品は歌、踊りを多用する傾向にあるが、今作のようにミュージカルと銘うつ作品は唯一だ。
そして、全てオリジナルで創っている。
その爽やかな題名「5月の物語」。ミュージカルという響き。
また当時皆の希望は"楽しく、動きのある芝居"だった事。
それ等からは想像出来ない人間模様が描かれる。
それが江口の頭脳回路と考えると、とても特出すべき、作品でもある。その人間模様はネタバレ回避で書かない。
けれど、王道のバカみたいに愛しちゃう"ロミオとジュリエット"みたいな青春もちゃんと描かれ、その二人の仲間のそれぞれのグループもちゃんと活躍するし、その二人の家庭も描かれる。
主人公の友人の書店員と大学生の恋も描かれるのだが、その大学生がやたら悩みまくる。当時"自由すぎて判断しにくい世の中だ"的な事を言っているが、その人生の選択に悩むのは今も変わらないだろう。
人生には、どうにも成る事と、どうにも成らない事が在る。
だからこそ、人は悩むのだろうか?
疑問を投げかけ答えを読者、観客に委ねるこの作品をお楽しみください。
5月="5月病"だろうか?
1976年上演作品心の音色は、ファンタスティックに描かれる。
大島弓子先生の‘綿の国星’の世界をお借りして、仮の世界を創り出す。
けれど主人公の四人組は犯罪者であり、若い女性ボスと三人の男たちだ。
その三人の内、一人は名優 松田優作を名乗り、演じ、後の二人も、もしかすると現実の人物かと匂って来る。
この四人の荒み虚しい心が、どう改善されるかの話だ。
このリアルとファンタジーを結ぶ、踊りの多用と映像と現実の芝居が創り出す世界が、メルヘンとシリアスを同居させる事に成功させる。
綿の国星グループとTVマンの優しい突き付けが心を動かす。
双子の姉妹、一人は目が見えず、一人は耳が聴こえない
そのことがキーにもなって居る。
それらの総てが、人間の基礎的問題を突き付ける。
それはシリアスに、またコミカルにも描かれるが、登場人物だけではなく観る人、読む人にとっても突き付けられるだろう。
1991年上演作品一般の人でもイエスが十字架に架けられ死んだ事は知っている。
また、ロックオペラも知られている。
そして、サロメという女がヨハネの首をハネた物語を画を通して知っている人も多い。
しかし、そのサロメ、ヨハネ、イエス・キリストが関わり、三人の運命を大きく動かした'ヘロデ・アンティパス'と'へロディア’の存在を知る日本人は少ない。
その発端が二人の欲情(エロ)から始まっている事から"エロディアス"という題名が付いている。
次から次へと起こる事柄が、次の事柄へと転がる。
恐ろしい程の歴史物語なのだ。
宝塚大好き人間の江口百世がこの史実に取り組んだ。
ソノ規模を、山場ばかりの積み重ねを、楽しむ公演となる。
解ってもらうための説明も台詞に組み込み、役者たちも大変だが、魅力的な役柄が多い。
少年目線で最後を迎えるこの作品は、'人間の欲''愛''様々な嫉妬''政治''国を治める事''時の流れ''運命'等を示し、問い、魅せる。
1977年上演作品