戯曲紹介
戯曲紹介
"幸せ"を"幸わせ"と表記している。
幸せというモノを根底から問うて居る?
この作品は三島由紀夫氏のサド公爵夫人をヒントに描かれている。
日本に置き換え、似て非なる作品に成っている。
劇団由では珍しい会話劇。
時間も前後しないし、心象風景も無い。
同じ人物を二人が演じたりしないし、一人が何役もやったりもせず、歌も踊りも無い。
この家、佐渡島愛造の家に住む、愛人、元妻、元妻の妹、居候、元妻の娘、元愛人の娘。
今から、妻に成ろうとする若い女。
その女の登場から物語は始まります。
複雑な人間関係と人間模様。
ココの住人が何故ココに住まうのか?
佐渡島愛造という男に何を求めたのか。
謎は会話の中で解かれて行きます。
一幕目は結婚式の一日。
二幕目は葬式後の数時間を描きます。
劇団由では珍しいストレートプレイをお楽しみ下さい。