次は大きめの悪い出来事が起こった。
悪い出来事が起こることは一見、潜在意識の状態が悪いことの表れであり良くない兆候だと思われがちですが、実はそうとは限りません。
なぜかと言うと望みを叶えるために、悪い出来事が必要になる場合があるからです。
例えば月収20万円のサラリーマンが月収を2倍にするという望みを叶えようとしていて、引き寄せ成功に繋がるきっかけを見つけるためにビジネスの勉強を始めました。
するとビジネスの勉強を通して自分の実力と自己肯定感が上がったことで、今の自分なら月収5倍も夢じゃないと潜在意識が書き換わりました。
しかし月収20万円の5倍は100万円なので、会社員の状態では実現することが難しいです。
そうなると会社を辞めて何かビジネスを始めるみたいな大きな変化が必要になり、そのため「こんな会社辞めてやる」と思うような、または事業所閉鎖など辞めなければいけない悪い出来事が起こることがあるのです。
結局何が言いたいのかと言うと今までは叶えたい望みが月収2倍だったので、月収2倍になることに繋がる出来事が起こっていた。
しかし潜在意識が書き換わったことで叶えたい望みが月収5倍に変わったので、月収5倍になることに繋がる出来事が起こるようになった。
その軌道修正として会社を辞めることに繋がる出来事のような悪い出来事が起こる可能性があるということです。
対策としては悪い出来事が起こったとしても引き寄せ成功に繋がる出来事である可能性があるため、何も起こらないよりは何倍もいいことを理解する。
さらに叶えたい望みが大きければ大きいほど大きな変化が必要であることから、もし何か悪い出来事が起こったら「望みが叶うために必要なことが起こった」「もしかして望みが叶う前兆か?」と前向きに考えるようにすれば、その感じた通りになって引き寄せ成功に近づけると思います。
また自分軸を意識することも有効です。
これまでに何回も言っていますが引き寄せの法則は自分が観測したものを現実化する物理法則です。
そして起こった出来事をどのように観測するかを決めるのは自分です。
例えば会社を辞めざるを得なくなった時、起こってしまった出来事自体はどうすることもできないですが、その後「これからどうやって生活していこう」と不安を感じるか「きっとこの先に良い未来がある」と前向きに考えるか、起こった出来事に対してどう反応するかは選ぶことができます。
引き寄せが上手くいかなくて悩んでいる人はこのことをよく忘れています。
悪い出来事が起こったら「全然叶わない。もう諦めよう」と心が乱されて悪循環に陥る。
つまり起こっている出来事に引き寄せ成功の主導権を握られている。
これでは引き寄せを成功させることはできません。
引き寄せを成功させる方法を決めるのは引き寄せの法則です。
しかし起こった出来事に対する反応。
つまり観測して現実化させる未来を決める。
引き寄せが成功するかどうかの主導権を握っているのは自分です。
引き寄せの法則の原則である潜在意識に抱いている(心で感じる)ことが未来を創っていることを忘れないようにしてください。
この記事のまとめ
大きめの悪い出来事が起こることが引き寄せ成功の前兆と言われる理由は、大きな引き寄せを成功させるためには大きな変化が必要であり、その大きな変化のために悪い出来事が必要な場合があるから。
また潜在意識が書き換わり叶えたい望みが変わったことで、その軌道修正として悪い出来事が起こる場合もある。
対策としては悪い出来事が起こった時に「望みが叶うために必要なことが起こった」「もしかして望みが叶う前兆か?」と前向きに考える。
起こってしまった出来事自体はどうすることもできないが、起こった出来事に対してどう反応するかは自分が選ぶことができる。
引き寄せが成功するかどうかの主導権は自分にあるという自分軸の考えを持つことが重要。
次の記事
小さな引き寄せが成功する