引き寄せの法則を実践する上で忘れてはいけないことがあります。
それは引き寄せで叶えたい望みが自分の力で叶えるものではなく、誰かに叶えてもらうものだということです。
例えばあなたがお金持ちになりたいという望みを叶えたいと思っているとします。
そしてお金持ちになるためには、努力して自分の能力を向上させないといけないと思っている人が多いです。
しかし冷静に考えてみてほしいのですが、世の中にいるお金持ちの多くが会社の経営者で個人事業主やフリーランスは少数派です。
さらにどんなに優秀な経営者でも、1人でできることには限りがあります。
自分のために働いてくれている沢山の社員がいるからこそ、経営者はお金持ちになることができているのです。
このことを象徴するかのようにアフリカのことわざには、早く行きたければ1人で行け。遠くに行きたければみんなで行けというものがあります。
そしてあなたの叶えたい望みは、この遠くに行くことなのではないでしょうか?
なのであなたが本当にやるべきことは、自分の能力向上をはじめとする努力をすることではなく、自分の望みを叶えるための協力者を集める・他人の力を借りる方法を模索することなのです。
忘れられがちですが一般的に、引き寄せを成功させるために行動は必要だけど努力は必要ないと言われていて、努力とは勉強のように本当はやりたくないけど必要だから仕方なくやることを指します。
そして努力が必要ない理由としては、努力は基本的に良い結果を得る目的で行うものなので、思うような結果が出ないと「どうして努力しているのに報われないんだ」と結果が出ていない今を観測しやすいです。
それにより引き寄せ成功を遠ざけてしまい、最後はモチベーションが尽きて諦めてしまう。
これが引き寄せが成功しないと悩む人の一番多い失敗パターンです。
それに対して行動は私の解釈ではありますが、趣味や好きなことのように継続することに苦痛を感じないことを指します。
別の表現で言うと行動は楽しさを感じる目的で行うものなので、仮に思うような結果が出なくても楽しいから別にいいかと結果が出ていない今を観測しにくくモチベーションが下がりにくい。
さらに楽しさを感じることは心が満たされる、心が豊かになる。
望みが叶った感情を感じることに通じるものがあるので、引き寄せ成功に繋がりやすいです。
なのでもし「今自分がやっていることは本当に引き寄せ成功に繋がるのか?」と疑心暗鬼になった時は、今言ったことに当てはめて努力なのか、行動なのかを自分に問いかけてみるといいでしょう。
そもそも1人で頑張るより他人の力を借りる方が、努力よりも行動の方が楽に望みを叶えることができます。
おそらくですがあなたも、できることなら楽に望みを叶えたいと思っているはずです。
それならあなたがやるべきことが何なのかが自然に分かってくると思います。
ただこの記事を読んで2つ前の記事の
「望みが叶った自分になりきって生活することと情報収集は努力じゃないの?」と思う人がいると思います。
望みが叶った自分になりきって生活することは、引き寄せ成功に必要な望みが叶った自分を観測することを意識して行う努力から意識せずに行う行動に変えるためのもの。
情報収集は引き寄せ成功に繋がる行動を見つけるためのもの。
つまり行動のための下準備なので、この2つに関しては例外になります。
この記事のまとめ
引き寄せで叶えたい望みは、自分の力で叶えるものではなく誰かに叶えてもらうもの。
世の中にいるお金持ちの多くが、自分のために働いてくれている沢山の社員がいるからこそお金持ちになれている会社の経営者である。
どんなに優秀な人間でも1人でできることには限りがある。
あなたが本当にやるべきことは自分の能力向上などの努力ではなく、自分の望みを叶えるための協力者を集める・他人の力を借りる方法を模索すること。
そもそも努力とは勉強のように本当はやりたくないけど必要だから仕方なくやることであり、その性質から努力が報われない今を観測しやすく引き寄せ成功を遠ざけやすい。
1人で頑張るより他人の力を借りる方が楽に望みを叶えることができるので、自分の力だけで叶えたいと思っている人以外は、他人の力を借りることを考えた方が良い。
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