森田 真生 氏
独立研究者。京都で研究・執筆のかたわら、国内外で「数学の演奏会」などライブ活動を行っている。
デビュー作『数学する身体』(新潮社)で第15回小林秀雄賞を受賞。他の著書に『数学の贈り物』(ミシマ社)、『僕たちはどう生きるか』(集英社)、『計算する生命』(新潮社、第10回河合隼雄学芸賞)、『偶然の散歩』(ミシマ社)、『かずをはぐくむ』(福音館書店)、絵本『アリになった数学者』(絵・脇阪克二/福音館書店)、訳書にレイチェル・カーソン『センス・オブ・ワンダー』(筑摩書房)がある。
いまここから紡ぐ「センス・オブ・ワンダー」
〜「きてよかったね」と言える世界へ〜
未完のまま残されたレイチェル・カーソンの『センス・オブ・ワンダー』。その「続き」は、いま私たちの足元で紡がれつつあります。基調講演では、『センス・オブ・ワンダー』の新訳を昨年筑摩書房から発表されたばかりの森田真生さんをお招きし、カーソンの言葉をいまの暮らしにつなぐお話をしていただきながら、「森のようちえん」で日々紡がれている子どもたちとの時間を捉え直していきます。
「きてよかったね」と心から言える世界。それは、完成された理想郷ではなく、日々の実践のなかで、手をかけ、気づき、育て合っていく関係の積み重ねの中にこそあるはずです。そんな世界が立ちあらわれている「森のようちえん」。私たちの原点を見つめ直します。
基調講演にあたって
※基調講演には、お子さまを同伴してのご参加はできません。
別室に親子ルームをご用意しておりますので、そちらにて会の進行をご覧いただけます。
森のようちえんの【現在地】
⼦ども達の内⾯にある「センス・オブ・ワンダー」を引き出すべく、それまで全国各地で実施されていた幼児と、その保護者、指導者による⾃然体験活動を「森のようちえん」という⾔葉で束ね、その有⽤性を発信して20 年が経ちました。
その間に起こったこと、予想しなかったこと、思いのほかうまくいったことorいかなかったことなどなど、20年を⾛り抜けてきた実践者からエピソードを伺い、森のようちえんという取り組みが現代社会のどこに位置づいているのか、現在地確認をします。
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本フォーラムは、
会員(個人/団体)・一般・東北在住者・学生などの参加区分や、参加日数によって料金が異なります。
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森のようちえん全国ネットワーク連盟へのご入会について
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