西方忠男(にしかた・ただお)
宮前区在住の写真家。
33歳で中原区から宮前区に移り住んで以来、この地で48年を過ごす。写真との出会いは小学5年生のとき。父が初めて買ってくれたカメラを手に、家族や友達などを撮り始めた。中学3年生のとき親友2人が写真部だったので自分も写真部に参加し、それ以降、遊びの延長として主に旅行やイベントなど記録写真中心に写真に親しんでいく。
52歳のとき、大学生中心の学生ミュージカル劇団で舞台照明を担当したあと、舞台を創る面白さに惹かれ、そのまま劇団に残り、舞台裏や稽古風景を記録していくうちに、写真への思いがさらに深まる。しかし撮り続ける中で、「いい写真とは何だろう?」という思いに突き当たった。65歳の定年を機に、これからの人生を楽しく有意義に過ごすため、また、写真に対する思いを解決しようと、通信教育制度の大学で写真を学ぶことを決め、7年間をかけて卒業した。
大学の卒業制作展、卒業制作の作品を作るために撮りためた作品展、所属していた写真サークルや写真倶楽部、宮前文化協会の作品展、鷺沼アート展などを含め、これまでに10回ほどの個展やグループ展を経験。
宮前区を本格的に撮り始めたのはコロナ禍で外出自粛が始まった2020年。現在は写真が”ライフワーク”となり、街の風景、自然、花などのスナップを中心に撮影。なかでも、今は取り壊された宮前区役所向かいにあった旧東急ストア裏の路地裏風景は、お気に入りの被写体となっている。
今後は、人間と自然の関係をテーマに、「侵略(戦い)」「調和(共存)」「せめぎ合い(かかわり)」といった視点から、自分らしいスタイルで撮影を続けていきたいと語る。
西方さんのInstagramアカウント:https://www.instagram.com/taotao1944/
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