青木 美幸(あおき・みゆき)
宮前区在住54年。写真歴は実に約40年以上に及ぶベテランの写真愛好家。
30歳までは登山を楽しみながら、Nikon F3とMicro-Nikkor 55mmレンズを携え、リバーサルフィルムで高山植物や山岳風景を撮影する日々を送っていた。
出産・子育てにより写真から離れていた期間を経て、その間に起きたカメラのデジタル化やSNSの進化に戸惑いながらも、「やはりもう一度、写真と向き合いたい」という情熱が再燃。Nikon D850を思い切って購入し、本格的に野鳥撮影を再開。超望遠200-500mmレンズに1.4Xテレコンバーターを装備し、野鳥との新たな関係を築いている。
撮影フィールドは、平瀬川沿いや東高根森林公園、港北ニュータウンの緑地や池、川崎市南部の多摩川河口域。撮影スタイルは極めてストイックで、野鳥の生息地や近隣への配慮から、人との信頼関係の中で撮影場所の情報を得ながら地道に実績を重ねている。キレンジャク、エゾビタキ、アオゲラ、ルリビタキ、イカル、カワセミなど、宮前区周辺でも多種多様な野鳥を記録してきた。
もう一つの情熱は“空飛ぶ被写体”――ヘリコプター撮影。旅客機とは異なり、ヘリコプターの回転翼の動きを表現しつつ、機体をブレずに捉えるという高度な撮影技術を駆使。自宅マンションの窓から、県警・消防・報道・軍用など、様々なヘリを日常的に撮影している。接近するヘリの音だけで機種や所属先の大雑把な見当がつく、という特技も持つ。米国大統領来日の際には、特別機を自宅から撮影したという逸話も。
今後の目標は、まだ撮影したことのない野鳥との出会い。シギやチドリといった識別が難しい水辺の鳥たちぼ他、カケス、ホトトギス、さらにはワシ・タカ類にも挑戦していきたいという。インスピレーションの源は、インドの自然写真家Rathika Ramasamy氏や、ドイツの野鳥写真家Georg Scharf氏。
長年培った確かな目と技術、そして変わらぬ情熱で、これからも自然の美しさと生命の輝きを写真に収め続けていく青木さんである。
オシドリ(平瀬川@神木本町3丁目)
(青木さん提供)
宮前平2丁目の住宅街に営巣したツミ
(青木さん提供)
富士見台小学校横の坂道を走るMAZDA 3
(青木さん提供)
宮前区役所前交差点
(青木さん提供)
婚姻色の出たオイカワのオスを捉えたアオサギ
(青木さん提供)
田園都市線宮前平駅前の鉄橋
(青木さん提供)