基本ルールでは「まちのバランスを良くする」(カテゴリA>カテゴリB>カテゴリC)と、得点が加算されました。
しかし上級者向けルールではこのボーナス得点は無くなり、まちのバランスが悪いとペナルティが科される事になります。
上級者ルールでは 「A>B>C」を満たせなかったときに「-10点」の減点となります。
さらに「A>B>Cとなるようにまちのカードを裏返す」というペナルティが発生します。
裏返されたカードは、点数もカテゴリも失います。
どういうことかを [例] で説明します。
[例] 15枚のまちカードを集めたところ、
カテゴリA: 5枚、カテゴリB: 6枚、カテゴリC: 4枚となってしまいました。
カードの枚数を比較しやすいように、下図に示します。
これではカードの枚数が「B>A>C」になってしまっています。
そこで、A>BになるようにBを減らさないといけません。そこで任意のカテゴリBを2枚裏返します。
(できるだけ点数を減らさないカードを裏返しましょう)
Bを2枚裏がえし、A5枚、B4枚で「A>B」となりましたが、今度はカテゴリCもBも4枚で「A>B=C」になってしまいました。そこで任意のカテゴリCを1枚裏返します。(カテゴリC3連鎖をくずしたくないので、2枚あるC1の内一枚を裏返しました)
これでカテゴリA5枚、カテゴリB4枚、カテゴリC3枚となり、「A>B>C」を満たすことが出来ました。
このカードで実際にまちを作ってみます。
[野球場のあるまち-バーストver]の例です。
(裏返したカードはどこにおいても大丈夫です。カテゴリDの配置条件や、同カテゴリの連鎖を邪魔しない場所を選びましょう)
実際のカードを並べると次のようになります。
[野球場のあるまち-バーストver]の点数を計算します。
カテゴリA:5連鎖 5点×5枚=25点
カテゴリB:3連鎖 4点×4枚=16点
(カテゴリBは最初6枚でしたが、2枚バーストで4枚に減っています)
テゴリC:3連鎖 8点×3枚=24点
(カテゴリCは最初4枚でしたが、1枚バーストで3枚に減っています)
野球場:40点
バースト:-10点
合計点 25+16+24+40-10=95点
ちなみに、同じまちを「基本ルール」で計算するとどうなるか違いを確認しましょう。
先述した[野球場のあるまち-バーストver]が、もしも「基本ルール」だとどのような点数になるでしょうか。
まず「最長連鎖」に関しては、A1~A5まで5連鎖がこのまちで最長連鎖となるので50点となります。
次に「シンボル建築」に関しては「野球場」の条件を達成しているので40点となります。
最後に「まちのバランス」に関しては、B(6枚)>C(4枚)は満たしますが、A(=5枚)<B(=6枚)となってしまうため20点となります。
合計点は 50+40+20=110点 となります。
次はまちまちビルダーに登場する27種類のカード全てを見ていきましょう。