2025/06/02 2年生のまちたんけん
6月2日月曜日、2年生は1、2時間目の時間を校外学習の「まちたんけん」として、梶野町をぐるりとたんけんして来ました。
保護者の見守りお手伝いが募集される数少ない行事で、早くから予定がわかっていたため仕事を調整できたので、楽しみに参加しました。一度、雨で延期になったため来られない方が多く残念でしたが、10名ほどの保護者が参加できました。
保護者の見守りの役割は、主に子どもの歩道での安全確保です。横断歩道を渡る時、三小北側の北大通りの狭い歩道を自転車とすれ違いながら歩く時に、子どもたちに声をかけて守ります。大切な役割をもらえるので、責任を持って自分の子どもだけでなくみんなを守るために参加することがとても楽しかったです。
今回、子どもたちは梶野公園で休憩を兼ねた長い時間の学習をしました。先生とクラスごとに、防災施設の井戸や倉庫、ベンチ型緊急コンロ等を見学しました。
梶野公園は子どもたちが幼児の頃から遊ぶホームグラウンドなので、集団で学習している我が子を遠巻きに見るのは感慨深いものがありました。そんなに長く馴染んだ場所なのに、緊急トイレの仮設場所と緊急コンセント充電器があることを初めて知りました。
見学を頑張った子どもたちと、少しの時間だけど集中しておにごっこも楽しみました。
2年生に対する先生方の声かけからは、親として学ぶところが多くありました。"静かにしてー!うるさいよー!"等は一度も聞かず
「先生が、お話をします。先生の方に体を向けられている子は、よく理解できています。」と静かにいうだけで、鬼ごっこしたいよー!と騒いでいた子も静かに聞く態勢を作れていました。
学校公開や運動会等で、見る準備をしてきた姿を見せてもらえそれも親として喜びがあります。でも保護者の手伝いではそれらとは少し違うありのままに近い、いつも毎日頑張って家を出たその後の、子どもたちの姿を同じ目線で見ることができます。そのため、この年齢の子どもたちの特徴や良いところがたくさん見えるな、と思いました。
おにごっこですっきりした後の子どもたちは一度リフレッシュして、とても礼儀正しく長昌寺の境内を見学することができました。栽培中の蓮の花をたくさん見せてもらい、
「これはまとめに書いてもいい?【自然】のところに書こう」
と言い合いながら、最後の力を振り絞って学校に帰り着きました。子どもたちはみんな、東小金井駅周辺の美味しそうなパン屋さん、中華屋さん、チーズケーキ屋さん等を見て回って来たので、まだ10時なのに何人も「お腹すいたよー」と言っていて、とてもかわいかったです。
励まし合いながら到着予定時刻ぴったりに学校に到着して、中休みにきちんと休めるよう予定が組まれ、先生方の工夫と子どもたちの頑張りで時間が守られていることにも、とても感動しました。
いつも、毎日こんなにも先生と子どもたちは頑張って頑張って、学んでいるんだなと感じられる見守りでした。帰ってきた子どもにそれを伝えて、頑張って学習していることを心から褒めることができました。
私の上の子は今4年生になり、もう校外活動での保護者の手伝いは必要なくなりました。いつまでも見守ることのできない子どもたちの姿を近くで見守らせてもらえて、嬉しい時間になりました。