2025/05/24 保護者×教員 ジャーナルワークショップ開催
「子どもの笑顔のために、大人が本気出してみた日」
本部役員K です。
先日の総会後、保護者と教員でジャーナルワークショップを開催しました!
子どもたちの幸せを本気で考える、大人たちの熱くも和やかな対話の時間です。
当日は、4〜5 人のグループに分かれて着席。
少し緊張した空気が漂っていましたが、「この時間は、子どもたちの笑顔のために使いましょう」という目的を共有すると、みんなの気持ちがぐっと近づいたような気がしました。
グループ内で自己紹介をし、場が少し和んだらジャーナルワークの説明を受けていよいよ本番。
テーマはズバリ、
「あなたが考える三小の子どもたちにとっての幸せとは?」
8 分間、A4 用紙に思い思いの言葉を綴ります。
体育館は一気に静けさに包まれ、聞こえるのはペンが走る音だけ。
・箇条書きで整理する方
・自分の思考を文字にしながら深めていく方
・詩人のように感情を乗せる方
・絵で表現する方
・マインドマップで発想を広げる方
…十人十色の書き方とペースで、時間の感じ方もさまざまなようでした。
ジャーナルを書き終えたあとはグループでシェアタイム。
1 人1 分30 秒で、それぞれの考えを共有します。
「書き進めるうちに、最初の考えから変わっていって…」と、自分の変化に気づいた方も。
聞く側も、「なるほど!」「面白い視点!」と発見がたくさん。
立場の違う大人同士がこんなに率直に語り合う時間はとても貴重でした。
そして意見交換タイム。
テーマは「こどもたちの幸せのために、私たちは何をする?」
ホワイトボードに、想いと言葉がどんどん積もっていきます。
真剣に語り合いながらも、あちこちから笑い声が響き、自然と笑顔があふれる前向きであたたかい場となりました。
書き出された言葉には、
・♡ハグ♡
・失敗を許す空気
・受けとめる、褒める
・衣食住、健康
・レジリエンス
・安心安全が保証する環境づくり
・子どもとの信頼関係の構築!
・大人が元気で幸せ!親のリフレッシュ!
・子どもとナナメの関係でいられる地域の大人の存在
・夫婦の会話
・機会を与える、達成感、考えさせる場
…などなど、どれも深くうなずきたくなる言葉が並びました。中には話に集中していたからホワイトボードに書かずに終わったというグループも。それもまた素敵。
全体シェアの時間には、いくつかのグループから気づきが発表され、聴く人たちは「うんうん」とうなずきながら、やさしい表情で耳を傾けていました。
「こうした大人の姿こそ、子どもにとって安心できる居場所になるのかもしれない。大人が楽しかったなら、それは子どもにもきっと伝わる。」
そんな気持ちが残る、あたたかい時間でした。
子どもの笑顔を願う大人たちが本気で語り合う時間には、やっぱり特別な力があると実感!
教員と保護者が“チーム”としてつながるこの時間が、学校の中でも外でも広がっていくといいなと思います。
次は、ぜひ子どもたちにも聞いてみたいです。
「あなたが考える三小の子どもたちにとっての幸せとは?」
…きっとまた、新しい“幸せのかたち”が見えてくるはずです。
ご参加いただいた皆様、素敵な時間を本当にありがとうございました!