2024/10/11 6年生家庭科ミシン見守りのお手伝い
本部役員のNです。
10月第2週目からスタートした、6年生学年委員会主催の「家庭科ミシン見守りのお手伝い」に参加してきました。この取り組みは昨年度から始まり先生方や保護者に好評だったこともあって、今年度も学年委員さんが取りまとめて下さいました。
では、具体的に何をしてきたかというと、6年生が家庭科で取り組んでいるトートバッグ作りの「見守り」です。1クラスに40人もの児童がいると、何から始めたらいいのか分からず手が止まっている子、ミシンの上糸や下糸を通すのに苦戦している子、アイロンの使い方が分からない子、相談したいのに言い出せない子、トートバッグの飾りをどんな風に作ろうか悩んでいる子、そもそも材料を持ってくるのを忘れてやることがない〜と叫んでいる子(笑)…各々が本当に様々な事情を抱えています。それを先生一人でフォローするのは大変ですよね(参加して痛感しました。先生方、いつも本当にありがとうございます‼︎)。そこで、少しでも力になるべく、保護者の出番という訳です。
実は「見守り」という言葉が入っていることにも理由があって、学年委員さんが募集してくれた内容にも「ミシンや裁縫に自信がなくても参加OK」とあり、あくまで「トートバッグ作りのミシン作業の補助」という内容のお手伝いになります。かく言う私もしっかり裁縫は苦手です(笑)。とは言え、○十年と生きているのでミシンを使ったことはありますし、子どもたちと一緒に考えることは可能です。…ということで、分からないところはトートバッグの作り方(説明書があるのです⭐︎)を熟読したり、作業の進んでいる裁縫の上手な子に教えてもらったり(子どもたち優しい♡)しながら、自分にできることを微力ながらお手伝いさせていただきました。一緒に参加していた保護者の中には、来る前にYouTubeでミシンの使い方を予習してきましたという方がいたり(素敵です!)、慣れた手付きで玉留めをされる方がいたり(かっこいい!)、ひたすらボビン作り=子どもたちがミシンで好きな色の糸をすぐに使えるようにするための裏方作業をしながら子どもたちの話を聞いて下さる方がいたり(話を聞いてもらえるのって嬉しいですよね!)、それぞれができることをされている印象でした。
今回のお手伝いに参加して、私自身も得たものが多くありました。
まず、子どもたちや先生が喜んでくれたことが何より嬉しく、やりがいを感じました。作業を終えた時も授業が終わった時も「今日はありがとうございました」と丁寧に何度も言ってくれる子がいたり、一緒に作業した子の中には「できたよー」と嬉しそうに作品を見せに来てくれる子がいたり、先生からは授業の最後に「保護者の皆さんのお手伝いのおかげでトートバッグ作りがスムーズに進みました」と感謝の言葉までいただきました。
また、一緒に参加していた保護者の方々と知り合えたことも大きな収穫でした。ミシン見守りのお手伝いを通して自然と会話が生まれ、子どもたちの学校生活について情報交換までできて、有意義な時間になりました。顔を合わせる機会をいただき(緊張はするのですが)、少しずつでもゆるい繋がりができていくことにも魅力を感じました。
さらには、普段はなかなか見ることのできない子どもたちの学校での様子を間近で見られたのも貴重な体験となりました。参加型の授業参観と言えるでしょうか。ミシンに向かって真剣な表情で作業する姿や、友達と協力し合う姿を見ることで、子どもたちの日々の成長を実感することができました。
以上、長くなってしまいましたが、子どもたちが可愛くて楽しかった〜というご報告でした!
「6年生家庭科ミシン見守りのお手伝い」は11月1日授業の分まで随時受付中です。
(→詳しくは10月8日配信のスクールメールをご覧ください)
三小は子どもたちも先生も保護者も、皆さんとってもあたたかいです。もし参加を迷っている方がいらっしゃいましたら、気軽に参加されてはいかがでしょうか♪