■データベースとその役割・事例紹介
大学のシラバス検索システムを操作しながらデータベースについて概観する。
キーワード
CRUD DBMS RDBMS テーブル リレーション MySQL XAMPP Access
▼シラバス検索システムにアクセス
データベース の授業内容と評価方法を表示
・科目名表示 → 並べ替え 開講時間 科目名
・科目名を半角カナで検索「データベース」半角カタカナ
・カリキュラムツリー表示
▼実際に運用されているデータベースの例として履修登録システムの機能を利用者視点で分析
「受講生」 講義内容の 閲覧・検索
「教員」 講義内容の 入力・編集
「教学課」 科目名・分類・単位数・担当者・開講コマ の 入力・編集・追加・削除
「図書情報センター」 ユーザ管理(システム利用者登録など)
■データベースの基本機能
CRUD Create Read Update Delete
■データベースとセキュリティ機能について
Webサービス(受講登録など)のログイン機能はWebプログラムが制御する。
利用者の役割(ロール)毎に、閲覧・検索・入力・編集・削除等の画面へのアクセス制御を行う。
ユーザのID・パスワードはデータベースが管理している。Webプログラムがユーザ管理用データベースと連携してログイン機能を実現している。
ログインなどのユーザ認証以外にもデータベースで教員・事務職員・システム管理者など利用者の役割に応じてデータベースの操作権限を制御している。
■データベース用語・概念の学習について
ITパスポート試験 > テクノロジ系 > データベース
基本用語と概念が出題範囲 例)データベース方式・データベース設計・データ操作・トランザクション処理
基本情報技術者試験 > テクノロジ系 >データベース
設計理論、SQL など、システム制作の内容を含む
データベーススペシャリスト
テーブルの正規化(第3正規形以降第5正規形まで)、設計と運用の専門技術
コメント)データベースソフト Microsoft Access がPCにインストールされているがデータベースの講義ではAccessは扱わない
■学外のデータベース学習教材
▼ SQLZOO を利用する(成績対象)。私が日本語版のボランティア翻訳担当者。SQLZOO はユーザ登録不要で利用可能
▼ https://paiza.jp/ オンラインプログラム学習サイトのpaiza 主にSQLの自習学習に利用(成績対象外)
■第1回の演習内容
・https://paiza.jp/ オンラインプログラム学習サイトのpaizaのフリーパス(年度末までの有料コンテンツ利用権)を受講生に配布します。
チケット配布は第2回目の授業以降
本講義で参照する講座
新・SQL入門編
「MySQL」入門講座一覧
「PHP」入門講座一覧
「Laravel」入門講座一覧
・講義で利用するソフトウェアXAMPPの動作確認
・座席指定について
次回の着席PCでローカルディスクドライブ(T:ドライブ)に設定を行い、今後の作業もローカルのドライブを継続して利用する。
本講義では利用するPCを各自で固定して毎回同じPCを使用する。
今回の提出課題 なし
今回の出席登録 Webclass に登録。抽選に漏れて別の時間のデータベースに移動する受講生の出席は講義担当者で処理する。
第2回以降の出席登録と課題提出 Webclassを利用する
■宿題
高校の情報や情報メディア学科の1,2年次に学習したデータベースに関する用語と概念を復習しておく。
受講することに決めた学生は、続いて次回の準備をします。
T:ドライブについて データベース演習のデータ保存先
XAMPPの起動
ウインドウズキー → XAMPP Control Panel 入力して検索 → 起動
Apache Webサーバーを起動する(Starボタン)
MySQLサーバーを起動する(Starボタン)
XAMMPのバージョンを確認する
Apache Webサーバの Adminボタン を押す
phpMyAdminを表示する
MySQL サーバの Adminボタン を押す
ブラウザのエラー表示の確認
サーバ停止中 ページに到達できません(左側の画像)
サーバ起動中でURLの打ち間違い 404 Not Found(右側の画像)
XAMPP control から、
Apach Web Server STOP
MySQL Server STOP
Quitボタンで終了 ×ボタンは無効
サーバを停止せずにパソコンをシャットダウンするとデータベースが壊れる