秋季大祭の様子

大谷 一男 氏子総代 挨拶

　残暑厳しい中、木場八幡宮秋季大祭にご参拝を賜り、有難く厚くお礼を申し上げます。

　ただ今、真田神官のご祭祀により、秋季大祭の神事をとどこおりなく終えることができました。真田神官にはこころからの御礼を申し上げたいと存じます。

このたびの秋季大祭は、実りの秋の五穀豊穣に感謝する神恩感謝のお祭りであります。春の大祭で五穀豊穣を祈り、秋の大祭で収穫に感謝するという、古来からの営みを引き継いでおります。太陽の恵みに感謝し、神様のご加護の下に平穏無事に、そして氏子の皆様方の安心安寧を切に願いたいものであります。

ところで、木場地域の高齢化率41.8%が示すように、高齢化が一段と進んでおります。そのような状況下にありまして、春の大祭以降の出来事として、能登半島地震の経験を踏まえて、災害時に対する日頃の備えや、発災時の迅速な判断と、行動の重要性を認識して、本格的な防災訓練を実施して参りました。

また、就農者の担い手の育成と農業機械の効率的な利用と生産性の高い圃場を整備するための大規模圃場整備の計画も順調に進みつつあります。さらにまた、木場地域の情報を発信するホームページの開設は、地域コミュニケーションのツールとしても有益ではないかと考えておりますので、是非ともお目通し賜りたく存じております。

木場地域の現状につきまして、若干ご報告を申し上げ、秋季大祭御礼のご挨拶とさせていただきます。