宗村宗二(ムネムラ ムネジ)
オリンピック金メダリスト
昭和18年(1943年)新潟県西蒲原郡黒埼村木場(現在の新潟市西区木場)に生まれる。木場小のころから相撲が好きで、黒埼中学校は相撲部で活躍、巻農業高校でレスリングを始め、インタハイ、国体で3位。勧誘されて明治大学へ。大学4年のときに東京オリンピック予選で優勝するが、オリンピックには出場できなかった。昭和39年 (1964年)から国体4連覇、全日本選手権4回優勝。1965年、1966年の世界選手権では4位。昭和43年(1968年)メキシコオリンピックで優勝。グレコローマンスタイルという上半身のみを使い、ライト級という中量級(70キロ)は、日本選手には苦手なスタイル、難しい階級で、奇跡の金メダルといわれた。オリンピックの後引退、現在は、埼玉県に在住。