日本近現代史
博士(史学)中央大学
Professor Yukinobu Koyama
Ph.D. in History (Chuo University)
近世・近代日本の社会経済史 / 歴史教育
近世から近代の地域経済の発展について研究しています。商人や農民の経済活動を示す古文書を調査し、そこから判明する社会のあり方を検討しています。金銭貸借や商品取引の実態から、地域市場圏の構造を解明することを目的としています。とりわけ近世後期に成長した商人や富農が、近代初期にどのような経済活動を行い、地域社会においてどのような地位を占めていたのかを分析することにより、近世から近代の連続性と変質がどのようなものかを明らかにしようとしています。
1963年
古文書室室長 / 運営委員
社会経済史学会 / 歴史学研究会 / 日本史研究会 / 地方史研究協議会 / 三田史学会 / 中央史学会
中央大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得退学
中央大学大学院文学研究科前期博士課程修了
慶應義塾大学文学部史学科卒業
慶應義塾大学文学部史学系日本史学専攻 教授
敬愛大学経済学部経済学科 教授
敬愛大学経済学部経済学科 助教授
敬愛大学経済学部経済学科 専任講師
「明治期における吉田家の下総開墾地経営」『敬愛大学研究論集』101,2022
「歴史研究と歴史教育の連関-「鎖国」研究の動向と、学習指導要領・教科書記述の変遷-」『敬愛大学研究論集』98,2020
「「日本史探究」担当者育成のための教職課程における課題-地域を学習教材とした地理歴史融合授業の実験を通して-」『敬愛大学研究論集』97,2020
「近世長崎における日雇助成の意義」『敬愛大学研究論集』73,2008
『幕末維新期長崎の市場構造』御茶の水書房,2006
「近世都市長崎における救貧活動」『敬愛大学研究論集』70,2006
「長崎県における近代的銀行資本の形成要因」『史学』72(3・4),2003
「糸割符仲間の変質について」『日本史研究』 393,1995
「近代移行期の長崎と日朝貿易」『中央史学』17,1994
「幕末期長崎商人間の株移動」『中央史学』14,1991