研究会(ゼミ)
研究会(ゼミ)
日本近世史
中世末から近世初頭の対外関係史を中心とする研究会を開催しています。履修者には,毎回1・2名の担当を決めて、自分に関心のあるテーマについて報告してもらいます。ただし,希望によりテーマは対外関係でなくとも差し支えありません。その報告を中心として,他の履修者を交えて自由に議論していきます。最終的には卒業論文の作成に結び付くようにしたいと思っています。
研究会は学生の報告を中心としますが、適宜論文などを読んでいます。
ゼミ合宿を行なうことがあります。
浅見雅一『概説キリシタン史』慶應義塾大学出版会,2016
ティツィングが捉えた日本―日本滞在期(一七七九~一七八四年)からの考察―
大老井伊直弼の政治姿勢はいかに変化したか ー協調路線から強権路線へー
ザビエル書簡に見る多元的布教戦略 ーインド宣教期(一五四一-四五年)を中心にー
オランダ商館員の間におけるキリスト教禁令に対する認識の差異について —ル・メールとエルセラックを事例として—
日本キリシタンに認められる古代教会の殉教観
日本人のキリスト教受容の様相について ―日本人キリシタンの殉教動機と日本人の宗教観を探る―
平戸地方のかくれキリシタン信仰
イエズス会のインド・日本布教 ―地域認識からの一考察―
坂本龍馬の現在における評価の妥当性 ―坂本龍馬は本当に幕末の風雲児だったのか―
英国のジャポニズム ―一九世紀後半から二〇世紀初頭の英国での日本文化流行―
天正一四年「北条氏照朱印状」に関する諸考察
変わりゆく横浜の港、その進歩と発展の過程についての研究
山科言継と二人の将軍 ―戦国時代を生きた公家―