基本情報
種族:スケトーダ人
性別:オス
誕生日:第52期生産体
年齢:地球人換算で48歳
職業など:ハトポッポ貯蔵庫の職員、回収業者の管理人(元回収業者)
出身地:惑星スケトーダ ポルポンヌル国
好きなもの:静かな空間、消化に良い食べ物
苦手なもの:秩序を乱す者
「大きな問題の発端は、小さな問題であることも多いです… 」
概要
「けむりちゃんの複雑な思考概念」に好奇心を抱くスケトーダ人。
群青色の外殻と薄い黄色の皮膚、目元にバイザーを装着しているのが特徴。
「ルールには必ず意味ある」「大きな問題の発端は小さな問題であることも多い」と語り、ルールや規則に非常に厳格な性格。些細な問題に対して過剰な対応を行うこともある。
敬語口調だが威圧的な雰囲気を常に持ち、上述の性格も相まって周囲からは「いつも怒っている気がする」「気を遣うのがしんどい」「っていうか気を遣われていることに気づいて?」と評判が悪い。
ただし本当に怒っているわけではなく、思いをハッキリ伝えれば切実に対応し、良心を見せることも。
普段はハトポッポ貯蔵庫で貯蔵庫で働いており、回収業者が回収した物体の管理、好奇心を抱くスケトーダ人から依頼を受け、回収業者へ仕事を命ずる管理者の仕事をしている。
けむりちゃんと仲が良く、仕事の合間を使ってけむりちゃんと遊んでいる。
KANIKAMA VIOLENCEにおいては…
2019年8月、地球人の下着に好奇心を抱くフニグーから依頼を受け、ワーロアーナに回収の仕事を命じていた。
それから4年の月日が流れた2023年10月、ワーロアーナが誤って地球人の下着を地球人ごと回収してしまっていたことが発覚、ワーロアーナに命じた自身の責任をとるため、回収された両親の娘であるけむりちゃんと共に、けむりちゃんの両親を探すことになった。
「生体培養工場で量産されているスケトーダ人は肉親を持たず、肉親を持つ地球人の気持ちがわからない。事の重大さを理解できれば再発防止に繋がるかもしれない」と考えたラータは、けむりちゃんから親に関する話を聞いて、まずは自分だけでも気持ちを理解しようと試みた。
しかしけむりちゃんから返った答えは「親がいなくて気楽だった」「両親を探そうと惑星スケトーダに来たのは現実から逃げたくないから」というものであり、けむりちゃんの思考概念がとても複雑なものであると知る。
再発を防ぐための責任感は、けむりちゃん個人に対する好奇心へと変わっていき、けむりちゃんが「もっと...話そうよ…」と微笑みながら告げたのを境に、ラータは「この子(けむりちゃん)のことを理解したい」と望むようになった。
加齢の影響で薄れていく中で久しぶりに芽生えた好奇心はとても強く、けむりちゃんのためなら他のスケトーダ人が好奇心を満たすのを妨害してでも、けむりちゃんの両親を連れ戻した。
けむりちゃんの両親を連れ戻した後はけむりちゃんに「異星人専用連絡装置」を与え、けむりちゃんとたまに遊んで好奇心を満たしている。
主な人物関係
ラータの友人である地球人。
初めて会ったときは「カニカマが地球人にスケトーダ人の情報を撒いた」と誤解し、精神的苦痛を与えて他言させないようにする「しかるべき処置」をけむりちゃんに施そうとした。
しかしけむりちゃんが自分で調べて情報を得ていたこと、事件の責任はワーロアーナに命令した自分にもあると知り、両親の捜索に協力する。
協力関係になってもスケトーダ人は地球人に過剰な干渉をしてはならないという掟のため、当初は自分の名前すら名乗らないほど警戒して接していたが、次第にけむりちゃんに好奇心を抱き始め、
両親を連れ戻した後は「異星人専用連絡装置」を与え監視するという「しかるべき処置」を施し、ラータという自分の名前をけむりちゃんに教えた。
2023年において、けむりちゃんの両親を所有していたスケトーダ人。
ワーロアーナによって回収されたけむりちゃんの両親はフニグーというスケトーダ人に送られ、フニグーの好奇心を満たされたあと適当なスケトーダ人に渡してしまった。
巡りめぐって最終的にジキッカの手に渡り、地球人とスケトーダ人の血液を合成する検証実験に利用していた。
価値観が地球人と異なるスケトーダ人を相手にまともな交渉は通用しないと考えたラータは少々強引ながらもなんとか口車に乗せてけむりちゃんの両親を返してもらうよう頼んだが、ジキッカには断られ、「処してしまえば返す必要がなくなる」とけむりちゃんを殺害しようとしてしまう。交渉の余地がないと判断したラータはけむりちゃんを守るため、ジキッカを倒した。
形態一覧
関連用語