高齢化が進むなか、介護の現場は人手不足や限界状況に直面しています。
「事業を続けられない」「支え手がいない」といった声が、日常的に聞かれるようになりました。
これは、いつか来る未来ではなく、すでに始まっている現実です。
実際に介護現場の業務に関わる中で、小さな違和感や負担の声に向き合ってきました。
そうした現場の感覚をもとに、「わかりやすさ」「使いやすさ」「現場フィット」を軸に、介護支援ソフトを独自に開発。それがKaigoGridです。
このソフトは、普及よりも未来の仕組みづくりを目的とした、次のフェーズへの基盤となるものです。
本プロジェクトは、単なるソフト開発ではありません。
介護の現場支援から生まれるAI活用や制度設計、将来の支援機器の構想など、
次の時代を支える仕組みを模索しています。
現場の声と技術、そして社会とのつながりを見据えた、研究開発型プロジェクトです。
この仕組みは、現場の実感に根ざしながら、
AIとの連携、支援ロボット、そして次世代インフラへと段階的に進んでいきます。
詳細は一部非公開としていますが、
着実に、実現可能なところから未来への道を描いています。
私たちは、実現可能な範囲から一歩ずつ未来へ向けて進めています。