研究発表に関するアクセシビリティ・ガイドライン 

発表者ガイドライン

1. 発表資料の事前共有について

 配慮の必要な参加者から依頼があった場合、事前に発表資料の共有をお願いすることがあります。依頼があった場合は、ご協力をお願いいたします。通訳の質保証のために、15日前に発表スライドのドラフト、4日前に発表スライド等の資料の完成版の提出の協力をお願いいたします。読み原稿の提出が可能な方は、4日前までに提出いただけるようお願いいたします。 

2. 資料作成上の留意点

【プレゼンテーションソフトを用いて発表をする場合】

 スライド資料を作成する際に以下の点に留意してください。ただし、発表内容によっては、これらの留意点に応じられない場合も考えられます。その場合は、可能な範囲で代替的な対応をとるようご配慮ください。

 【原稿を直接読み上げる場合】

 参加者が手元でも資料を確認できるよう、配布用の資料を作成してください。

3. 口頭発表の際の留意点

*上記情報保障に関わる注意事項を作成するにあたり、以下を参考にさせていただきました。

4.司会者・座長向け留意点(手話通訳の入るセッションのみ)

 手話通訳の入るセッションの発表者には、当日担当通訳者との5-10分程度の直前打ち合わせをあらかじめお願いしています。

 また、他の情報保障方法を試行的に実施する可能性があり、こちらも該当会場・発表者、司会者のみなさまには別途ご案内します。

1)セッション開始前

 ご担当のセッションを開始する際、会場の参加者に、下記の点をアナウンスくださるようお願いします。司会として発言する際、分かりやすく明瞭な発話、早口にならないことを心掛けてください。

 ご自分の名前、所属を言い自己紹介をしたうえで、以下2点をアナウンスする。

2)セッション開始後

発表中:手話通訳者が中断・制止を求めていないかに注意を払い、もし発表者の話し方が早すぎると感じた際には、その旨、伝えるようにする。

質疑応答:質疑応答部の冒頭で、以下をアナウンスする。

「これから質疑応答に入ります。手話通訳では発言者が誰であるかの情報が抜け落ちやすいため、発言の際は必ず冒頭に名前を名乗ったうえで話し始めてください。複数回やりとりが続く際も同様に、発言者が切り替わる度にまず名乗るようにしてください。」

以上、ご協力のほどよろしくお願いします。