Izumi Lunch Project - 【第５回】大学職員が食について語ります。茶碗一杯のごはんを朝に食べる３つの理由

【第５回】大学職員が食について語ります。

茶碗一杯のごはんを朝に食べるべき３つの理由

2021年10月11日

こんにちは。

東北学院大学の平間です。

大学職員でありながら、調理師免許・日本ソムリエ協会ワインエキスパートを保有する食のスペシャリストとしても活動しております。

大学生の食生活を応援するためこのIzumi Lunch Projectで活動しています。

またこのコラムについては、IzumiLunchProject管理者としての私見であり、学校法人を代表するものではありません。ご理解の程よろしくお願いいたします。

今回は、茶碗一杯のごはんを朝に食べる３つの理由です。

最近はパンブームもあり、米の消費が落ち込んでいるニュースを耳にしますが、新米を楽しめる今の季節は改めてごはんを味わうのもいいかもしれません。

それでは、茶碗一杯のごはんを朝に食べる３つの理由を紹介していきます。

新米はお水の量を少し減らして炊くと、美味しくいただけます。

疲れない身体にと脳の活性化へ

お米は、言わずと知れた炭水化物です。炭水化物は体を動かすエネルギーで、車でいうとガソリンです。この炭水化物が不足すると基礎代謝が低下し、疲れやすくなります。また血糖が下がり脳の働きも低下するため、脳を最大限使うことができません。

腹持ちの良さ

米は、小麦（パンや麺）と比べ消化吸収に時間がかかります。「えっ、じゃあ身体に悪いんじゃないの？」と思われますが、むしろ反対で、なだらかに血糖を上げてくれるため腹持ちがいいのです。また、ゆっくり吸収するため消化器官が活発ではない朝に向いており、12時間近く断食（Breakfast）していた身体にとっては負担もかからず、昼食までお腹が空きにくいといういいとこ尽くしなのです。

経済的で、健康的

お米をインターネットの通販などで調べてみると

10㎏５000円程度で1食１合（生米150g）とすると75円です。1合も食べれば平均的な方であれば十分、人によっては大盛りだと感じるレベルです。

お米には食品添加物が含まれておらず、経済的・健康的な面を考慮するとご飯を食べることをおすすめしたいです。

以上が、茶碗一杯のごはんを朝に食べる３つの理由です。

新米の甘味、柔らかさを味わう日本の秋。一口目はそのままで、2口目はお塩で、3口目はお気に入りのおかずと組み合わせて。

様々な楽しみ方でもう一度お米に向き合ってみましょう。

次回は、味噌汁は魔法の液体？です。

ご飯と最高のペアが登場です。

※IzumiLunchProject管理者としての意見であり、学校法人を代表するものではありません。ご理解の程よろしくお願いいたします。

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