Windowsにおける文字コードの処理について
このコンテンツではWindows10における文字コードの操作の方法をメモメモしてます
Anaconda Prompt,など Windows のコマンドラインツールで,文字化けが時々発生します.
それは,システムの文字コードにおいて,Windows系はShift-JIS系を用いていることが多いからです.
私はシステムとして,基本的にはWindows以外のOSをよく用いているので,できればUTF-8を用いたいです.
そんなときの対策用にメモメモを残しています
文字コードの確認
文字コードの確認方法は以下の通りです.
Windows のコマンドプロンプト(コンソール)上で以下のコマンドを実行
ここで,以下の数値が出てきて,各自の環境を確認してください
文字コードの変更
上記で,自分自身の文字コードがどのようになっているかの確認を行いました.
ここでは,文字コードの変更方法を示しています.
ここからの変更は,各自の責任で行うようにして下さい.
(ここまでの操作については,再起動すると元に戻りますが,次のセッション以降は,再起動してもそのセットアップが反映された状態になるので,こちらでの操作をしっかり学んだ上で次のステップアップに進めてください)
文字化けを起こしている場合,基本としては,以下のコマンドで環境を整えます.
xxxx には,変更したい文字コードをセットします.
上記にも記載していますが,以下の文字コードを確認するようにしてください
Defaultで指定の文字コードをセットしたい
Default(コンピュータ起動)の状態で,すでに文字コードがセットアップ された状態だととてもうれしいです.
ただし,ここからはRegistory key書き換える必要があります.
ここからの操作は完全に個々の責任になります.
自身がない方は,テスト用のシステムを用意して行う,または仮想システムを用いて十分に意味を学んだ上での変更をお薦めします.
もしくは,先のセッションでの内容をしっかりと理解した上で,こちらの操作を行ってください
また,こちらはシステムの差往査を行いますので,必ずシステムのバックアップを取ることをお薦めします
以下の手順で変更し,再起動してください.
任意のわかりやすい場所に,以下のファイル(テキストファイル)を作成し,置く
ファイルをおいている場所を%PATH%としておく(%PATH%は任意で自身の環境に合わせること)
ファイル名:cmdInit.bat(.bat 前のファイル名は任意.だけど,この命名規則はわかりやすい)
書き込む内容:
chcp 65001
Regedit.exeを起動し,以下へ移動
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Command Processor
右側のWindowの何もないスペース上で右クリック「新規」ー>「文字列値」を選択
「文字列値」の名前を変更ー>AutoRun
AutoRunを右クリックで「修正」を選択し,「値のデータ」に先程のファイルを指定する.
指定方法: %PATH%\cmdInit.batOKボタンで保存し,AutoRunの値が変わっていることを確認してから,Regedit.exeを終了
システムを再起動
コンソール上にて,chcpコマンドで自分の環境を確認