メモリって何?パソコンが重い原因と対策をやさしく解説
「最近パソコンが遅い…」「起動に時間がかかる…」
そんなとき、原因のひとつが「メモリ不足」かもしれません。
「最近パソコンが遅い…」「起動に時間がかかる…」
そんなとき、原因のひとつが「メモリ不足」かもしれません。
メモリ=作業机。広ければ広いほど快適!
メモリは、パソコンが一時的にデータを置いて作業する「机」のようなもの。
机が狭いと、資料を広げられず作業効率が落ちるのと同じで、メモリが少ないと複数のソフトを同時に使うのが難しくなります。
• 4GB:最低限。ネットとメール程度ならOK
• 8GB:標準。OfficeやZoomも快適
• 16GB以上:動画編集やゲームもサクサク
メモリ不足のサイン
• ブラウザを開くだけで動作が重い
• ExcelやWordの切り替えが遅い
• 起動後すぐにファンが回り出す
増設できる?できない?まずは確認!
• ノートPCは増設できない機種も多い
• メモリの規格(DDR4など)や最大容量は機種によって異なる
• 店頭での無料診断や型番チェックがおすすめ
増設できない場合の対策
• 起動時の常駐ソフトを減らす
• タスクマネージャーでメモリ使用率を確認
• 不要なアプリをアンインストール
ノートパソコンのメモリ増設は「型番確認→対応メモリ準備→取り付け→動作確認」の4ステップが基本です。
NEC製LAVIEシリーズを例に、初心者向けにわかりやすく解説します。
🧰 ステップ①:型番と対応メモリの確認
• パソコンの型番を確認(例:PC-N1566AZR)
• メーカー公式サイトやマニュアルで「最大搭載容量」「対応規格(DDR4など)」「スロット数」を調べる
• 例:DDR4-2666 SO-DIMM、最大32GB、空きスロット1つ など
📦 ステップ②:対応メモリの購入と準備
• 規格・容量・形状(SO-DIMM)を確認して購入
• 静電気防止手袋やマットがあると安心
• 必要工具:プラスドライバー(精密タイプ)
🧠 ステップ③:メモリの取り付け
1. パソコンの電源を切り、バッテリーを外す(可能な機種のみ)
2. 裏面のメモリカバーを開ける(ネジ1~2本)
3. 空きスロットにメモリを斜めに差し込み、カチッと押し込む
4. カバーを閉じてネジを戻す
💡 注意:無理に押し込むと破損の原因に。角度と向きを確認!
🔄 ステップ④:起動して認識確認
• Windowsを起動し、「タスクマネージャー」→「パフォーマンス」→「メモリ」で容量を確認
• BIOSでも認識されているか確認可能
🛠️ 増設できない場合は?
• 一部機種はメモリが基板直付けで交換不可
• その場合は「常駐ソフトの見直し」「買い替え検討」も選択肢