📶 Wi-Fiが遅い・不安定なときに考えられる原因

① Wi-Fi規格の違い

古いルーター(IEEE802.11n以前)を使っている

最大速度が遅く、混雑しやすい2.4GHz帯のみ対応のことも。

端末がWi-Fi 6(802.11ax)非対応

最新ルーターでも、PCやスマホが古いと恩恵を受けられません。

5GHz帯が使えない環境

壁や距離に弱いが、速度は速い。対応しているか確認を。


② 配線・設置環境の問題

ルーターの設置場所が悪い(床置き・隅・金属棚の中など)

電波が遮られ、通信が不安定になります。

LANケーブルが古い(CAT5など)

有線接続でも速度が出ない原因に。CAT6以上がおすすめ。

中継器の使い方が逆効果になっている

中継器が親機から遠すぎると、かえって遅くなることも。

③ パソコンのスペック・設定

Wi-Fi子機(内蔵・USB)が古い/ドライバ未更新

古い規格しか対応していない場合、速度が出ません。

バックグラウンドで重い処理が走っている

Windows Updateやウイルススキャンが通信を圧迫していることも。

省電力モードで通信性能が制限されている

ノートPCでは、電源設定でWi-Fi性能が落ちることがあります。


🛠️ 対策のヒント

ルーターの型番を確認 → Wi-Fi 5以上かどうかチェック

PCのデバイスマネージャーで「ネットワークアダプター」の型番を確認

LANケーブルの印字(CAT5e/CAT6など)をチェック

ルーターの設置場所を「床から1m以上・壁から離す」に変更