第3回研究会

日時

2016 年 11 月21日(月)、22 日(火)

会場

AOSSA (福井市手寄1 丁目4-1)

世話人

沖昌也(福井大)、堀家慎一(金沢大)、甲斐田大輔(富山大)

プログラム

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総括

北陸地区国立大学学術研究連携の一環として,平成28 年11 月21 日〜22 日,福井市AOSSA において第3回北陸エピジェネティクス研究会を開催した。本年は,2 名の外部講師の方に特別講演をお願いし,特別講演1 では,京都大学医学部の斎藤通紀教授に「生殖細胞におけるエピゲノム制御の試験管内再構成」の題目でご講演頂いた。また,特別講演2では京都大学 iPS 研究所の山田泰広教授に「iPS 細胞技術によるがん研究の理解」の題目でご講演頂いた。一般講演では,金沢大学より4 名,福井大学より7 名,富山大学より3 名,富山県立大学より1 名,関西学院大学より3 名,京都大学より1 名,浜松医科大学より1 名の計20 名の若手研究者の方が発表を行った。いずれも大変興味深いエピジェネティクスの基礎研究であり,活発な議論が行われた。また,発表者だけでなく聴講に訪れた来場者も多く,大盛況であった。特に,大学院生を含めた若い世代による意見交換は,研究教育にとって極めて重要であり,本研究会に参加した方々から将来性豊かな研究者が生まれることが期待される研究会となった。このように,本研究会の開催により当初の目的である北陸地区におけるエピジェネティスク研究者間における密な連携が生まれ,本研究会における議論から新たな外部資金申請の構想が生まれた。また今後,本研究会で培われた議論をもとに,北陸4 大学間,さらには中部,関西地方の大学との更なる研究者間交流や共同研究につながるように努力していきたい。