第1回研究会

日時

2014 年 11 月 18日ー11 月 19 日

会場

金沢大学医学図書館 十全記念スタジオ

世話人

堀家 慎一(金沢大学),沖 昌也(福井大学),甲斐田 大輔(富山大学)

後援

北陸地区国立大学学術研究連携支援,金沢大学十全医学会

プログラム

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総括

北陸地区国立大学学術研究連携の一環として,平成26 年11 月18 日〜19 日,金沢大学医学図書館十全記念スタジオにおいて第1 回北陸エピジェネティクス研究会を開催しました。本研究会は,各大学の研究グループ責任者である堀家慎一(金沢大学),沖昌也(福井大学),甲斐田大輔(富山大学)が世話人となり,本年度発足しました。本年は,2 名の外部講師の方に特別講演をお願いし,特別講演1 では,近畿大学の佐渡敬教授に「ほ乳類X 染色体のヘテロクロマチン化機構の理解へ向けて」の題目でご講演いただきました。また,特別講演2では関西学院大学の関由行准教授に「生殖系列の成立に重要な因子PRDM14の動作原理解析」の題目でご講演いただきました。一般講演では,金沢大学より3 名,福井大学より11名,富山大学より3 名,北陸先端科学技術大学院大学より1 名の計18 名の若手研究者の方が発表致しました。いずれも大変興味深いエピジェネティクスの基礎研究であり,活発な議論が行われました。また,発表者だけでなく聴講に訪れた来場者も二日間で110 名を超え,大盛況でありました。特に,大学院生を含めた若い世代による意見交換は,研究教育にとって極めて重要であり,本研究会に参加した方々から将来性豊かな研究者が生まれることが期待される研究会となりました。

このように,本研究会の開催により当初の目的である北陸地区におけるエピジェネティスク研究者間における密な連携が生まれ,本研究会における議論から新たな外部資金申請の構想が生まれました。また今後,本研究会で培われた議論を元に,北陸4 大学間の更なる研究者間交流や共同研究につながるように努力していきたいと考えております。