現役時代は「たわごと : Comments」として不定期に書き込んでいました。参照はこちらhttps://sites.google.com/g.ecc.u-tokyo.ac.jp/kuga-lab/たわごと。ここでは退職後のモロモロをブログ的に載せていきます。(「ブログ的」というのは当日に書くだけではなく後から書いたり書き変えたりするからです)
久しぶりに オーロラバーン を見ることができました。知り合いの化学者によると「不完全燃焼で発生した一酸化炭素 (CO) が高温になっているストーブ内で自然発火しているのだろう。CO は 350 - 450 nm くらいの青色発光をするのでスペクトルを測れば確認できる」とのことでした。
まあ理屈はともあれ、薪ストーブ内の温度と空気の量、そして薪の状態がうまくマッチしないとこのように青みがかった "オーロラ" はできないと思われます。オレンジ色のものはもう少し頻繁に見えるのですが、、、
"年忘れ落ち葉ラン" ということで西上州の山に日帰りで行ってきました (私は高崎に前泊しましたが)。今回は上信電鉄の上州福島駅が始点と終点になる周回コースです。その昔、甘楽 (雄川) と奈良山 (鮎川) を結んでいた奈良山峠、焙烙 (ほうろく) 峠を巡る予定です。ただ "古文書" には奈良山峠の記述はあるのですが、現在の地図には載っていません。当然ですが道も載っていません。古い記述と等高線 (+ GPS) を頼りに走る (?) "バリ山サイ" (注) です。
ところで上信電鉄は上州だけ (高崎から下仁田まで) を走っているのですが最初は信州まで延伸するつもりだったのでしょうか ?
それはさておき上州福島から小幡を通り中谷戸から山に入ります。遠くには赤城山が見えています。ちなみに小幡では "ドリル優子" のポスターが貼ってありました。地元なんですね。
(注) 2024年 171 回芥川賞受賞作「バリ山行」の "バリ" をパクりました。ただ作者はヤマ屋さんの variation route として使っているのでしょうが、私は variable (可変、変わりゆく) route で良いかなあと思っています。なお "山サイ" は "やまさい" と私は読んでいます。
舗装路からはすぐに離れて山に向かいます。
少し行くとすでにどこが道だかわかりません。でもこの時期は見通しがいいので (天気も良かったので) とにかく上 (稜線) を目指して登ります。
とりあえず林道 (舗装路) に出ましたがやはり右に見える山道に入ります。
予想通り道はすぐ分からなくなっているのでとにかく登ります。おそらくどこかに古文書にある "七曲" もあったのでしょうが (たぶん舗装路に出る前の急斜面)、やはりどこだかは確定できませんでした。
ときどき道っぽくなったところもあります。傾斜も緩やかになっているのでほぼ稜線にたどり着いたといった感じです。
表示はありませんが奈良山峠に到着です。鳥獣保護区といった看板は立っているので、すぐ近くの林道からは管理する人が立ち入っているのでしょう。
お楽しみのランチタイムです。バーナーの火が落ち葉に燃え移らないよう細心の注意を払います。
ちょっと行くと焙烙峠です。木の標識は手作り感満載でいいですね。ちゃんと屋根もついていますし。
林道には降りずカラカラ山に向かいます。道はありませんが稜線沿いなのでどこを歩いても似たようなものです (variable route の本質 ?)。
カラカラ山到着。ここでもシンプルな標識が微笑ましいです。
下りこそ variable route ! 下りは乗って走れるので快適です。でも倒木 (枝) 注意です。
林道 (舗装路) に出た後の下りはあっという間で芳の元林道の終点 (起点 ?) です。
県道を上州福島駅に向かう途中にはこんな施設 (アダルト保育園) もありました。ただ例によってここまでの遊び過ぎが祟って入園する時間はありませんでした。
上州福島駅到着
帰路のお楽しみ「居酒屋高崎線」です。空いていた (この時刻だとさすがに高崎から乗る人はそんなにいない) のでグリーン車の 2 階建てになっていないところを占拠して個室状態です。その後、メンバーが一人降車し、二人目もと減っていき、品川を過ぎると少し混んできたので片側に集まって最後は私一人が小田原まで飲み続けました。
6 月にポッドで買った紫陽花をしばらく鉢に植えていたのですが、だいぶ大きくなったので庭に植え替えました。葉はすでに落ちたり枯れていてかなり見にくいので白マルで囲んでいます (それでも見にくい ?)。ちなみに買って鉢に移した時はこんな感じでした。
Garmin の 11 月 15 km ランニングチャレンジの目的地として箱根町港にできた AIHARA@ に行ってきました。ここは仙石原の相原精肉店の姉妹店でローストビーフバーガーなどを提供しているカフェです (お肉などは販売していません)。
帰りはバスなので例によってビールも頼みました。
元箱根から桃源台に向かうバスの出発時刻までは 2 時間近く時間があったので、のんびりと箱根町港から元箱根まで歩いて行くことにしました。途中、箱根恩賜公園の前を通り過ぎようとした時、考えてみたらまだ一度も入ったことがないと思い一周することにしました。この写真は展望台から芦ノ湖方面を撮ったものですが、残念ながら富士山は雲に隠れて見えませんでした。
恩賜公園の中にある湖畔展望台です。明治天皇の別荘だったらしく中には明治の元老の肖像などもありました。いちおう公園も含めて入場無料です。まあ有料だったら入りませんけどね。
近所を散策していたら紅葉がきれいな場所を見つけました。紅、黄、緑 (濃、淡) の葉が青空によく映えています。
散策中に道端で弾けていたヤマユリのサヤを回収してきて自宅のものと合わせて種を取り出しました。結構な量が取れたのでこれをとりあえず庭に蒔きました。調べたところ種からだと花が咲くまでは数年かかるようです。まあ気長に待ちましょう。
ちなみに鉢に植えていたヤマユリは鉢から取り出して球根を庭に植え替えました。こちらは来年もきっと花が咲くものと思います。
中学・高校の同期に誘われて宝井琴鶴の新作講談「五月闇」を聴きにいきました。池波正太郎の鬼平犯科帳の中でも人気の短編を講談に仕立てたもので、本邦初公開だそうです。ただ私はあまり馴染みがなかったので事前に電子書籍を購入して「予習」してから聴きにいきました。
講談の会場に向かう途中に行列ができていたので何かと思ったら、「不純喫茶 ドープ」への入店を待つ人たちでした。ここも知る人ぞ知る有名店だそうです。ただどこで切るのでしょうかねえ? 「不純 + 喫茶」? 「不 + 純喫茶」? 後者だとするとちょっと意味不明ですね。
講談を聴いたあと「五月闇」の舞台となった黒門町界隈を散策したところ、高札などの案内板が整備されていました。江戸情緒を辿るちょっとした観光名所にしたいようです。
散策の後は燕湯で汗を流しました。この建物は登録有形文化財となっているようです。
洋食のさくらいでロールキャベツなどを食べ、(もちろんお酒も)
最後はあんみつ みはしで栗ぜんざいを食べホテルに帰りました。箱根仙石原からなので飲み会の場合は宿泊は必須です。
夜中に目を覚ましたら部屋の中で不思議に光るものが飛んでいました。きっとホタルですかね。どこから飛んできたのでしょう? そしてどこから入ってきたのでしょう?
7月下旬にヒガンバナ (リコリス) の球根を植えたのですが、なんとひと月で咲いてしまいました。通常ならばお彼岸の頃に咲くはずなのですが、なぜなのでしょう。また、各種あわせて 40 球くらい植えたのですが、咲いたのは 6 株でした。
考えるに、球根のまましばらく過ごしていたので「時差ボケ」があるのではないでしょうか。植えられたあと、成長しようとウズウズしていたものはあまり温度や日照時間を考えずにすぐ芽を伸ばしはじめたのかもしれませんし、のんびり屋はまあ来年でいいやと思っているのかもしれません。
きちんとお彼岸の頃に咲くものもあるかもしれないので、どうなるか楽しみです。
(9月23日 追記 : お彼岸には残ったもののどれもが咲きませんでした。やはり来年の楽しみということですかね。)
ふと気がついたら VO2max (最大酸素摂取量) が 57 mL/(kg min) になっていました。これまではだいたい 54 〜 56 mL/(kg min) だったのですが、いつのまにか増えていました。おそらくここ 5 年間くらいで最大です。いちおう過去のデータを確認してみたところ、10 年くらい前は 62、63 mL/(kg min) だったので、やはり歳とともに減少はしているみたいです。20 代の時はこんな指標は知らなかったのでどのくらいの数値だったかは分かりません。きっともう少し高かったのでしょうね。
庭に植えたヤマユリが無事に咲きました。
ただ次の写真にある仙石原の他のヤマユリとはやはり随分とたくましさが違います。まあ来年どうなるのかを期待しましょう。
ちなみに今年はヤマユリをはじめとした百合系の花がかなり元気よく咲いています。噂によるとコロナの影響でイノシシが激減した結果、百合根を食べる動物が少なくなったからだということです。
ネット通販でヤマユリの苗を 5 本購入しました。2 本は不織布の「鉢」に植え、残りの 3 本は庭の片隅に植えました。
ただ次の写真にあるような仙石原に自生するヤマユリ (だと思う) とは随分とたくましさが違います。うちのは茎も細く葉の幅も狭いです。どちらが本物なのでしょうか。それとも購入したものはまだ若くて来年以降はもっとたくましくなるのでしょうか。