現役時代は「たわごと : Comments」として不定期に書き込んでいました。参照はこちらhttps://sites.google.com/g.ecc.u-tokyo.ac.jp/kuga-lab/たわごと。ここでは退職後のモロモロをブログ的に載せていきます。(「ブログ的」というのは当日に書くだけではなく後から書いたり書き変えたりするからです)
仙石原の浄水場横のハイキングコース脇に獣道のようなものがあったので踏み入ってみました。少し行って開けた場所に出るとそこには小川が流れていました。
対岸に渡って来た方向を撮ったものです。なかなか雰囲気も良く、こんな場所もあったのだと改めて思いました。この小川はこの先にある早川に流れ込んでいます。
2023年11月はかねてからの考えもあって薪ストーブ上に温度差発電による照明を取り付けることに専念していました。
いろいろと試行錯誤した結果、なんとか形にすることができたので、ほんの少し説明しようと思います。(詳しい説明はお尋ねください)
これは2023年12月1日の Lab note の切り抜きです。薪ストーブが十分に温まった時には温度差発電の電圧は 1.5 V を超えますが、それだけで LED を点灯させると電力としては不十分であまり明るくなりません (電流が取れない)。また、ストーブがあまり熱くなっていない時にも照明が必要なこともあるので、いろいろ考えた末に (実は 2023年4月の最初の実験で分かっていた) Ni-MH 電池を入れることにしました。回路的にはショットキーバリアーダイオードをかませて充電と放電とのメリハリをつけることになります。LED を数時間もつけっぱなしにするとさすがに暗くなってしまいますが、必要な時にだけ (1、2時間程度) 点灯させるのであれば 問題なく使えています。
Garmin の週末 10 km というチャレンジに乗って仙石原を走ってみたところここ10年来の新記録が出ました。
20代の頃 (40年も前) は大学の戸田マラソン (距離 42.195 km、総上昇量 = 総下降量 = 1000 m 程度) を3時間50分くらいで走った (後半はけっこう歩いた) こともあるので、当時の 10 km の記録はきっともっと速かったのだとは思いますが、まあこの歳 (66歳) で 50 分を切るとは考えていませんでした。VO2max もちょっと前から 55 mL/(kg min) になっています。(12月には 56 mL/(kg min) になりました)
ちなみにコースの高低差はこんな感じです。
記録が出た理由を考えてみたところ、11月に入ってからピッチを 160 歩/分 ぐらいから 170 歩/分 くらいに上げたことが大きいと思われます。不思議なことに歩幅も 1 〜 2 % 伸びました。
マラソンの実況中継を聴いていると、ピッチ走法とかストライド走法とかなど解説者がよく言っていますが、これはエリート走者にだけ通用する用語なのでしょうね。私のようなヘッポコ市民ランナーにはピッチやストライドなど走法のへったくれはなく、ピッチを上げることで接地時間が短くなって "減速" 効果が減った結果、スピードが上がってストライドも少し伸びたのだと思っています。
頑張るのはあまり趣味ではないけれども、ピッチを 180 歩/分くらいまで上げるとどうなるのかにはちょっと興味があります。
仙石原に来て15年以上経ちますが、近くの温泉荘をあまり散策したことはありませんでした。ただ案内板の赤い線で示された道はランニングで何度も通ったこともあり、二番通りの「長嶋別荘」の前にも行ったことはあります。(表札はありませんでした)
そこで思い立って案内板にある一番外側のグレーの道を辿ってみることにしました。この案内板は写真にもあるように二番通りの北側にあるものです。(温泉荘は東から西に下る斜面となっており、富士山を正面に見ることができます。この案内板の左側が北側となっています)
また案内板の右には「この先行き止まり」の標識も立っていましたが、案内板にあるグレーの道は温泉荘を取り囲むように続いています。ちょっと矛盾しているのですが、なんなのでしょうか?
「行き止まり」の道を進んで行くと、「私有地につき進入禁止」の看板がありました。舗装道は私有地に続いていますが、進入禁止とあるのでまあ「行き止まり」なのでしょうね。ただその両横には登山道のようなものがありました。これが案内板にあるグレーの道なのでしょう。いろいろな標識は車中心の発想なのですね。いやはや、、、
温泉荘の北側を登っていく道は途中でいくつかに分かれていましたが、まあ迷うようなところはありませんでした。ただ一番上あたりでちょっとした難問に行き当たりました。右側の道の先にはガードレールが見えているので県道に出られるのでしょうがちょっと段差がありそうです。嫌な予感がしたので左側の道を進みました。結果は正解で、県道に出てから降りていく時に覗いてみると、2 〜 3 m 程度の段差でした。まあ登れないことはなさそうですが、ちょっと大変そうです。
次は南側の道を下っていくのですが、入り口が分かりません。「スーパー地形」と GPS を頼りに探したところどうやらこの急坂を登ったところに入り口がありそうです。ただ上には一軒の民家しか見えず、道もそこで途切れているみたいです。
ありました。民家の横に先に進めそうな石段がひっそりと。
石段を登ると温泉の枡があり、その横から下っていけるようです。この先いくつかこのような場所があったのですが、蓋が少し腐っていそうなので踏み抜く恐れもありヒヤヒヤでした。また下りもいくつかに分岐している道があり、ついに怪しげな道に迷い込みました。安全策をとってすぐに引き返して今回の探索は終了です。やはり山では「迷ったときは登る」というのが鉄則ですね。
庭に妙な実ができていました。ブドウのような房が垂れ下がっているのですが、球ではなく三つに分かれた板状のものです。web で調べたところ、どうやらヤマイモのようです。
少し離れた多少日当たりの良いところにはムカゴもいくつかできていました。自分は手を入れたことがないので完全に自生したものでしょうが、自然薯だったら嬉しいですね。来春にはムカゴを植えて種芋作りを始めるつもりですが、何よりも実 (?) が成熟したら掘り返して芋の収穫を試みようと思います。
訳あって早川渓谷の白糸の滝を見に行きました。
早川渓谷ハイキングコース宮城野側入り口の案内板には白糸の滝がちゃんと載っています。ここまでトレランがてら約 15 km を走ってきました。
夢窓国師閑居跡で、この先に白糸の滝があるのですが、残念ながら道がありません。
少し下って早川沿いにならば見に行くことができるはずなのですが、對☆館跡の工事の関係で道が完全封鎖されています。案内板には「現在は歩道がない」といった "他人事" が書かれています。本当は「工事中通行禁止」ですよね。たまたま誰もいなかったので強行突破も考えたのですが、まあ大人しく引き返しました。さすがに疲れたのでバスに乗って帰ってきました。
芦ノ湖の東岸には遊歩道、サイクリングコースが整備されています。また西岸にはハイキングコースという道があります。微妙な命名の違いですが、15年前からコロナ前まではトレイルランのルートとして西岸の道はよく利用していました。つまり山道のような多少荒れている道です。ここを今回は自転車で挑戦してみました。
ハイキングコースに北側から入り深良水門を過ぎて 1 km ほど行くと道は少し狭くなり、いきなり崩れているところがありました。木が湖面に滑落 (?) していたのですが、まだ葉が青いのできっと最近のことなのでしょう。そばには錦鯉のようなカラフルな魚が泳いでいました。
まあまだ自転車に乗ることができるのでさらに進むと、道がえぐれたところがあり「この先道狭し!」の注意書きもありました。後から考えると、ここで引き返すのが正解だったと思われます。
ときどきこんな丸太を束ねた橋もあるので、それなりに整備はしているようです。
ここでは道標もちゃんと見えるくらいでしたが、、、この後は 8 割くらいの「やぶこぎ」や崩れた沢を担いで渡ったりとかで自転車にはほとんど乗れませんでした。きっと自転車なしのトレランの方が速かったと思われます。
この先は (古い) 道自体が完全に崩落しており、新しく迂回路ができていました。ハイキングコースなので歩行者しか想定していないはずなのに、わざわざ「歩行者通路」と書く必要があるのでしょうか。単に「迂回路」でいいと思います (その答え ? は後ほど)。
無事、芦ノ湖西岸ハイキングコースの南側の出口に辿り着きました。ゲートを出たところでやって来た方向を撮った写真です。このゲートに着く 500 m くらい前から道は作業用の車が通れるくらいに広く整備もされています。ゲート近くで作業をしている人と話したところ、この西岸の道は県の管轄 (県道?) なので箱根町は手を出せないとのことです。彼 (箱根町職員?) は道が荒れていることは理解しているようです。2時間余りの道中、誰ともすれ違わなかったので、「ハイキングコース」はきっと名ばかりなのでしょうね。途中、それなりに危険なところもあったので、知ってか知らずか観光客は避けているのでしょう。また、「県道」だとすると自動車が通ることを前提としているのでしょうから、迂回路を「歩行者通路」としているのにもなんとなく納得しました。
久しぶりに東京に行きました。蒲田駅近くに宿を取り、翌日ラッシュが終わった頃に池上線に乗るため東急の蒲田駅に向かいました。蒲田駅に来るのは何十年ぶりかもしれませんが、こんな「ターミナル駅」でしたっけ? いかにも終点、どん詰まりといった感じでまさにターミナルです。東京駅や新宿駅が「ターミナル」と言われるのには多少違和感があったのですが、ここでは納得です。ただ「蒲蒲線」ができるときっと多摩川線は地下に潜るのでしょうから、この風景もあと何年見られるのでしょうか。
台風2号が通り過ぎてから2週間ぐらい経つのですが、芦ノ湖の水位はまだ高いままのようです。箱根園の芦ノ湖畔にあるステージが「孤立」していました。普段だと水には浸かることなく登れるのですが、ステージに登る階段の2段目近くまで水が来ていました。
いっぽうで観光客はとても多く、7割近くが欧米系の外国人でした。それも大型観光バスで乗り付けているみたいなのと、ほとんどが家族連れです。子供といっても高校生ぐらいなので両親同伴の修学旅行なのでしょうかねえ…いわゆる団体旅行のようですが、欧米でもあるのでしょうか。
霜田光一先生がお亡くなりになり葬儀に参列するため東京に行ってきました。立川駅そばに宿を取ったのですが、立川駅前はなかなかすごいですね。空中回廊のような歩道のさらに上にモノレールが走っており近未来の都市に来たようです。まあ子供時代に描いていた "近未来都市" なので、50年以上も経った現在では当たり前の光景なのでしょう。
いっぽうでこちらは仙石原に帰る途中で立ち寄ったJR御殿場線の松田駅です。駅舎ものどかな雰囲気を醸し出しており、前に立つ二宮金次郎の姿も私が通った小学校にあったものと同じ「ながら歩き」です。こちらにはまだ昭和の風景が色濃く残っているようです。
台風2号により6月2日から3日の二日間で約 500 mm の雨が箱根で降りました。2019年の台風19号の時の 922.5 mm/day ほどではなかったのですが、早川はかなり増水していました。もちろん芦ノ湖からもかなりの勢いで放流しているためです。普段は川幅の 1/3 程度しか水流はないので、10倍を軽く越えるほどの流水量です。ちなみに2019年の時の1日降水量は日本の観測史上最大記録だそうです。(こんなことを自慢してどうする?)
姥子から大涌谷への登山道 (ハイキングコース) ですが、相変わらず封鎖されていました。2015年6月の小噴火があってからずっと封鎖が続いています。
まあ自転車ということもありしたかなく県道を登っていきました。休日ということでかなり渋滞している自動車の横を通っていくのですが、時々意地悪な車もありあまり良い気分ではありません。ただまあ登山道を走った (担いだ) 時と同じくらいの時間で大涌谷に到着しました。この後は強羅まで一気に下って宮城野の Box Burger で昼食です。
16号館に引っ越したのが 1995年か96年だったので、かれこれ30年近く使っていた研究室の居室と実験室の店じまいをしました。数ヶ月かけて使えそうな物品を必要とする人にマッチングさせてきましたが、最後に残ったものは業者にお願いしてこの日に処分しました。写真に残っているものは新しく赴任されてきた先生が使うものです。これでもう駒場に来る理由は無くなったので、明日からは箱根仙石原で隠遁生活です。
薪ストーブで調理するときに手元が暗いのでヘッドライトを使っているのですが、なんとかならないかと思い、ペルチェ素子を使った温度差発電を考えてみました (正確には「ゼーベック効果を使った」ですが…)。手元にあったものを組み合わせてとりあえず試したところ、LED を点灯させることはできたのですが、いろいろな問題点も明らかになりました。今期の薪ストーブシーズンはもう終わりなので、夏場に作戦を立て直して来シーズンには薪ストーブの天板を照らす照明を設置しようと思います。
久しぶりに自転車で遠出しました。仙石原の自宅から長尾峠を越えてやまなみ林道を少し走り、深良用水の静岡側の出口の横の道 (仙石原新田線) を通って湖尻峠まで登りました。ここから芦ノ湖の方に下るのですが、舗装された道は芦ノ湖スカイラインの一部なので自転車は通れません。仙石原新田線はここから登山道 (下山道?) となり芦ノ湖の深良水門まで続いています。芦ノ湖スカイラインを強行突破することも考えましたが、おとなしく自転車を担いで山道を下りました。まあ15分くらいなので大したことはなかったのですが、仙石原新田線、ちゃんと仙石原まで繋げてもらいたいですね。
なかよしさいくる (大学の自転車クラブ) の仲間と久しぶりにサイクリングを楽しみました。箱根の白銀林道です。
仙石原の自宅から集合場所の箱根湯本まで下って行くのですが、途中、2019年の台風19号による土砂崩れがあったところに隧道 (洞門?) がほぼ出来上がっていました。まだ開通前で横 (写真の左側) の仮設道路を通ります。この隧道自体は年度内完成ということですが、もう完全に出来上がっているようです。あとひと月弱も待つ必要はないと思うのですが、、、開通時にセレモニーでもするので、それを待っているのでしょうかねえ。どうもお役所のすることは、、、
白銀林道の途中にあった竹林の中を突っ切るところです。林道ランの詳しい様子は友人 (旅人K) の「ランドナーと旅人Kの物語」にあるのでそちらを参照してください。
走った後はダッチオーブンでローストチキンを作りました。