心拍数ごとの水平距離mの合計を示しています。図の例では、登りの場合は110~150で幅広く心拍が変動しています。下りでは130前後をキープして歩いていることが分かります。
登りの場合は、ログが示す最大心拍数の85~90%前後の心拍が登りやすい負荷なのかもしれません。たとえば図例の場合は最大が160なので136~144が目安になります。(心拍の変動範囲が広いため、もう少し心拍数を高める要素の確認が必要です。)
トレーニングを目的としている場合は、図例ですと150以上の負荷を掛ける必要がありますが、時間は30分~1時間程度に抑える必要があるかもしれません。この負荷はあくまでも個人差があるため、ご自身で判断する必要があります。
心拍数ごとの昇降距離の合計を示しています。例では、登りの場合は水平距離と同様に110~160で幅広く心拍が変動しています。下りでは130前後をキープして歩いていることが分かります。これも傾向は水平速度と同じです。
一般的には、垂直速度が速まれば心拍数が上昇するハズです。図の例では上りと下りで分けて心拍の変化を見ていますが、どちらも速度が上がると心拍数も上昇しているように見えています。ただ意外と大きな変化がない点が不思議です。
横軸が水平速度(時速)で心拍数が関係しているかを調べています。もちろん水平速度は勾配が厳しくなると低下するため、比例とはなりません。例では登りでの心拍数が一番高いところは、平均速度が時速1㎞以下であることが分かります。
下りの場合は、速度が上がると何故か心拍数が下がっていることになります。平均的には水平速度と心拍数の平均は若干相関しています。
下記のケースでは、登山時も下山時も高度と心拍数との相関関係がみられます。やはり空気が薄くなると心拍数が全体的に上昇しているように見えます。(特に登りは顕著)
下記のケースでは、行動時と停止時での高度と心拍数の相関です。 やはり高度が高いと心拍数が上昇することが分かります。
下記のケースでは、勾配率と心拍との関係です。
一概に比例しているようには見えませんが、上昇時50%までは心拍数も比例して上昇しますが、50%を超えると逆に低下します。これは垂直速度と心拍数との関係に共通しているようにも見えます。