PowerBI で分析に用いるテーブル情報について説明いたします。
図のように、左端にある「表」アイコンをクリックすると、詳細なテーブルが表示されます。
このテーブルに情報を追加したり、また組み合わせることで、新しい視点での分析が自由に行えるのがPowerBIの魅力です。
GPX データから読み込まれたものです。加工はされていません。
GPX データから読み込まれたものです。加工はされていません。
GPX データから読み込まれたものです。加工はされていません。
注意点は、GPSは高度誤差が100m以上発生する可能性があります。またジオイド面情報を持たず、GPSの高さは楕円体(地球の形状の数学的表現)であり正しくは「標高」ではありませんのでご注意下さい。
GPX データから読み込まれたものです。加工なしの生データです。
GPX データから読み込まれたものです。
将来サポートするために作っていますが、計算には使用していません。
ログデータを古い順に並び変えるために番号を付与しています。
一つの行番号地点と次の行番号地点の古い順からの差分を計算しています。一番先頭行のみ0としています。
ログは線ではなく点データの集合です。1点1点の時間間隔と積算しています。一番先頭行を0秒として積算して何秒経過しているかを示しています。
一つの行番号地点と次の行番号地点で、どれ位水平に移動しているかを計算しています。この分析シートの要となる計算です。
一つの行番号地点と次の行番号地点での水平距離を経過時間で割ったものを時速に変換しています。水平速度は各点毎に計算したSTEPと点群を平均したQMの2つがあります。(詳細は「PowerBI処理手法」ページをご参照下さい。)
一つの行番号地点と次の行番号地点で、どれ位垂直に移動しているかを計算しています。この分析シートの重要なの計算です。”nochk"とはエラーチェックを行う前の値であることを示しています。
一つの行番号地点と次の行番号地点で、垂直移動量mを水平移動量mで割り算したものです。1m進んで1m上昇すると+100%となります。STEPは各点毎に計算したものを示しています。STEP以外にQMもあります。エラーチェック前の値です。
各点ごとに昇降距離を時間で割り算したものです。単位はm/時です。エラーチェック前の値です。
上昇=1 水平=0 降下=-1
これはPowerBIがもつ大きな特徴の一つです。数値をカテゴリーに分類して分析ことが簡単に行えます。たとえば水平速度を連続ではなく、数段階のカテゴリー分けを行うことでカテゴリー毎の傾向を掴むことが出来るようになる便利な機能です。それぞれのビンの大きさや数を簡単に変更させることが出来ます。(詳細は、「PowerBI 処理手法」ページをご参照下さい。)
その地点までの水平距離を積算したものです。
その地点までの時間を集計したものです。時間:分で表示されます。
上昇距離を累積したものです。合計のみ計算出来ます。
降下距離を累積したものです。合計のみ計算出来ます。
一つの地点から次の地点への移動量を水平距離だけでなく、垂直距離を含めた斜面の長さを計算したものです。
単純に最高高度ー最低高度を計算したものです。
各地点の前後での移動平均を計算することで、停止しているか、移動しているかを判断するために使っています。この部分は正直改善の余地があります。
上記の移動平均から移動しているかを判断しています。1が行動、0が停止を示します。この部分は正直改善の余地があります。判定は経度と緯度と高度の二乗平均が0.161以内かどうかで判断していますので、それぞれ自分にあった数値へ変更してご利用下さい。
時間間隔S(秒)をH(時間)に変換したものです。
水平移動距離mをkmに変換したものです。
下記ページを参考に、エネルギー消費量Kcalを簡易的に計算したものです。
https://miyajima-noasobi.com/shouhi-karori/
実際は、体重や荷物の量、歩行速度など様々な要素があり個人的に異なるため、単なる実験的な計算です。
昇降判定が1(上る)の時間を合計したものです。
経過秒積(秒)を時間に直したものです。
昇降判定が-1(下る)の時間を合計したものです。
心拍が110以下を行動停止と判定しています。停止=0、行動=1 この基準はご自身に合わせて変更可能です。
ヤマレコで掲載されている山のキツさ指標です。本来は1つの行程で1つの指標ですが、各点ごとに計算してみました。意味ある分析かは不明です。
登りと判定された距離です。EK(ヤマレコ) を計算するときに利用しています。
下りと判定された距離です。EK (ヤマレコ)を計算するときに利用しています。
垂直移動距離が8m以上の数値はエラーと判定してブランク(空白)に置き換えています。この判定基準はご自由に変更してください。
勾配率が160%以上だとブランクにします。この値もカスタマイズ可能です。
垂直速度が-600m以上で、+600m以下以外をカットしています。カット値は自由に調整してみて下さい。
ログの最高点を目的地と仮定して、行きの場合を「go」、帰りの場合を「back」と設定しています。行き帰りでのログ変化があるかを見るために実験的に付けたフラグです。ピークハントタイプの山業だとあまり意味がないかもしれませんが是非分析に利用してみて下さい。