2人の正帝と2人の副帝による四帝分治を創始したディオクレティアヌス帝は、294年に貨幣制度の改革を行う。アウレウス金貨の発行は続けられたが、アントニニアヌス銀貨は廃止され、新たにアルゲンテウス(Argenteus)銀貨とヌンムス(Nummus)青銅貨[フォリス(Follis)青銅貨とも]が導入された。(1アウレウス=25アルゲンテウス、1アルゲンテウス=8ヌンムス)
帝はまた、それまで属州諸都市に認められていた通貨の発行を禁じて通貨の一元的管理を図った。帝国内の各造幣地名(Mint)と造幣所(Officina)の番号をコインに付すようにしたのもこの時代からである。
[写真:マクセンティウスのバシリカ ローマ]