EasyConc for iOS

使い方4:KWIC表示機能

(7)KWIC (Key Word In Context) 表示機能の追加ⅴ

EasyConc7.0.fmp12からKWIC (Key Word In Context) 表示機能を追加しました。EasyConc7.0.fmp12以降では、EasyConc_Start画面で、「Easy_KWIC」ボタンを選択することによって、検索結果をKWIC (Key Word In Context) 表示で見ることができます。このKWICを目視することで、検索語とその検索語の右隣に続く語のパターンをコロケーション情報として知ることができます。

EasyConc6.4.fmp12では、KWIC表示の機能がないために語句の共起情報を知るために目視に頼らざるを得ないことから、共起情報を見落としてしまうことがあります。

EasyConc7.0.fmp12以降では、教師はKWIC表示の情報から、学習者が英語で言えなかった表現は何か、そして英語で言えるようになるためにどのようなコロケーション情報を授業でインプットしたら良いのかを知ることができます。

検索する際には、以下の点について留意してください。

・検索語は、「@」や「*」の記号は使用できません。例えば、takeを検索する場合には、take、takes、taking、took、takenを各ボックスにそれぞれ入力し、検索します。(ワイルドカードや正規表現は使用できません。)

・各ボックスに入力された検索語は、完全一致で自動的にOr検索されます。

・KWIC表示では、検索語( node)の右隣の語は自動的にalphabetical orderでソートし、表示されます。

検索方法

実際に、iPhoneでEasyConc7.2.fmp12のEasy_KWI機能の使い方について説明します。すでにiPhoneにEasyConc7.2.fmp12がインストールされているものとします。

・EasyConc7.2.fmp12を起動すると以下のように表示されます。

・Easy_KWICの機能を使用しますので、Easy_KWICをタップしてください。以下のように表示されます。

 ・ここには、仮にgoとその変化形の語が表示されていますが、一度「Clear」ボタンをクリックし、語句を消去します。

検索する語句の入力

検索したい語をボックスの中に入力します。例えば、takeとその右隣にどのような語が来るのか調べたいとします。ボックスの中にtake、takes、taking、took、takenを入力します。そして「Search」をクリックします。

KWIC (Key Word In Context) による検索表示

下記のように検索結果がKWIC表示されます。下記の図は一部抜粋したものです。共起情報に着目すると、takeとその変化形には、 a hot bathやa bathが続いていることがわかります。

Bookmarkの使い方

以下のように「Bookmark」にチェックをつけます。

「View_Bookmark」をクリックすると、Bookmarkにチェックを入れた英文をまとめて表示することができます。

さらに、「Export」をクリックすれば、自動的にeasykwic.csvが作成され、PCに送信することができます。PC側で、easykwic.csvのファイルをExcelで開くとワークシート作成に活用することができます。