関連トーク『かたちといろ いろとかたち』
「かたち」が先に生まれ、そこに「いろ」が与えられるのか。
あるいは「いろ」との出会いによって、新しい「かたち」が立ち現れるのか。
これまでの「つながるかたち展」では、「いろ」についての作品やトピックにあまり触れていませんでしたが、「つながるかたち展06」では「いろ」と「かたち」をテーマにした作品も出展されています。本トークでは、野老朝雄、長岡勉、小木央理、大日向伸の4名が登壇し、造形と色彩の切り離すことのできない関係について考えます。
形をつくること、色を選ぶこと、素材を組み合わせること。そこには、視覚的な美しさだけでなく、身体感覚、構造、機能、場所、文化、記憶など、さまざまな要素が結びついています。色によって形の輪郭が際立つこともあれば、形の反復や連続から色彩のリズムが生まれることもあります。さらに、一つの形や色が別のものとつながることで、単体では存在しなかった意味や風景が生まれます。
異なる領域でデザインや表現、空間づくりに携わる4名の実践を手がかりに、それぞれがどのように「かたち」と「いろ」を捉え、両者の関係を設計しているのかをひもときます。
「かたちといろ」から「いろとかたち」へ。
見る順序や考える起点を行き来しながら、ものともの、人と人、そして社会をつなぐデザインの可能性を探ります。