鳥居

有鹿神社本宮の鳥居

明治三十二年十月建立、石製の神明系鳥居。貫の形状が角型なので靖国鳥居である。

有鹿神社中宮の鳥居

平成十年十月吉日建立、石製の神明鳥居。昭和五十一年には木製の神明鳥居が奉納されていた。

有鹿神社中宮の鳥居

平成二年七月吉日建立、石製の神明鳥居。扁額は平成二十九年に奉納された。

鳥居に纏わる地名

「海老名の地名」(88~89p)によると有鹿神社の一の鳥居が建っていた場所として、大門、鳥居田という地名が載っている。有鹿神社本宮から400メートル程南に行った明神大縄と矢倉沢往還が交わる辻辺りのことだという。

江戸時代の鳥居

江戸時代後期、相中留恩記略の総持院の項。その挿絵には有鹿社(右端)、両部鳥居が描かれている。

画像引用(「相中留恩記略 全」:相中留恩記略刊行会編 有隣堂 1967)