手水

現在の手水

有鹿神社の手水舎は鳥居から入って東側、鐘楼の向かいにある切妻屋根の建物。

龍之口から水が注がれている寺社手水鉢型の御影石水盤には平成天皇陛下即御位記念、平成二年十一月十二日と刻まれており、手水舎も同時に建立された。(手水舎は平成二十三年の台風の影響で欅が折れて屋根を直撃したために被害を受け、同年に再建されている)

近年(令和)では感染症対策で使用を停止していたこともあったが、杓子を使わず手水を取る形式で再開している。例大祭時等の手水花が模様されていることもある。

過去の手水

社殿背後の石舎に過去に使われていた手水水盤が保管されている

明治四十四年奉納の手水水盤

亨保元年(1716)奉納とされる手水水盤

亨保水盤上部に見られる盃状穴