音楽の性質や内容のすべてを楽譜によって表現することはむ菅しいのですが、、作曲家の意図をいくらかでも伝える手段の1つに演奏記号や用語の記入があります。これには tempo を示すもの、Dynamik (強弱)を示すもの、曲想(発想expression )を示すもの, articulation 美や演奏の補助手段を示すものなどがあり、これらのものが音符と一体になって演奏者に何らかのイメージを与える役目を果たしています。演奏者は、この楽譜を土台とし、これに自身のと個性を加えて表現活動をします。
音楽用語は普通イタリア語を用いるが、ロマン派の頃から作曲者の自国語も用いるようになっています。SchumannやBrahmsなどはドイツ語, Debussy やRavelなどはフランス語を用いています。日本ではイタリア語が主流になってます。
注1)この章に用いられている楽語はイタリア語が大半を占めているので、イタリア語については国名を省略します。イタリア語の発音についてはカタカナを付してあるが下記の表も参照してください。
この表以外の読みはだいたいローマ字の発音に準じて読めばOKです。