音型には、いくつかの音符や休符によって作られ、楽曲の色々な部分に、メロディー リズム ハーモニ― の形によって出てきます。
反復(リピート)は、曲の統一感を保つのに役立ちます。
モチーフ(同機)やメロディー、リズムなどの短い音型を繰り返す音型反復とまとまった部分を繰り返すものがあります。
3部形式、ヴァ―ルフォルム、ロンド、ソナタ、バリエーションなどの形式が存在します。反復する時は略することができます。
そのことによって見やすい楽譜になるという利点もあります。
メロディーを同じ声部で同じ音高で絶えず繰り返す技法のことです。
短いフレーズが同じ声部に異なった音高で2回以上繰り返される同型反復のことです。
旋律セグエンツと和声的セグエンツがありますが、転調や、曲を高揚させる手段として用いられることがあります。
あるメロディーや音型をほかの声部に異なった音高で繰り返すこと。
カノン、対位法様式の基礎になっています。
フーガでは、緊張を高めるために先行したメロディーが終わる前にほかの声部で模倣することあります。これをストレットといいます。
対位法的な楽曲で2つの声部が入れ替えられること 輪唱などにも用いられています。
同じ西部で同じ音高による同型反復の時には、次のような略記法を用いることができます。
bisは、比較的短い音高の同型反復の時に使われます。必要に応じてtre(3回 )quater(4回)を使います。D.Ⅽ D.Sなどを使って楽曲のまとまった部分を繰り返すときもあります。