音や休止の長短と音の強弱が組み合わさったものです。
ポロネーズ(ポーランドの民族舞曲)、ボレロ(スペインの民族舞踏)、JAZZ、など時代や民族によってそれぞれ独自のリズム様式があります。リズムは、ビート(拍子:一定の時間ごとにきざまれている)に乗ってつくられます。テンポは、ビートの感覚の長さによって定められています。
音の高低をさします。実際には、リズムのないメロディーは、ありません。メロディーには、単旋律とバッハのような手法を持つ(二つ以上のメロディーがある)対位法があります。
和声法は↑たての手法をいいます。
対位法は→横の手法をいいます。
高さの異なるいくつかの音の積み重ねのこと。
9世紀ごろから複音楽(ポリフォニー)がはじまり、17世紀以後には、機能和声(対位法や調がない無調の曲と区別した和声)の発達にともなって和音の連結による調整音楽が誕生。古典派以降では、単旋律に和声伴奏の伴ったホモフォニーが主流となりました。
古代ギリシャからローマ時代まで、音の高さをアルファベットで表す文字譜がありました。
9Ⅽごろから用いられていましたが、10CごろからF音を示す赤線に独特な符号が記入されるようになり、18線のまで現れました。
11Cにギドーダレッツオは、教会音楽のネウマ譜を改良し、4線のネウマ譜をつりだしました。音の高さを正確に表そうとしたものです。これは、14Cの定量記譜法(小節線)が作られる以前の記譜法)が確立されるまで使用されました。
例:グレゴリオ聖歌
初期のネウマ譜
4線のネウマ譜