21、ちぐはぐな挨拶

ある母子家庭の母娘の話。母が「いってらっしゃーい」というと娘が「いってきまーす」と答えて二人は一緒に家を出た。なぜ二人はこんなちぐはぐな挨拶をしなければならなかったのか?

答え

二人は押入れの中に泥棒が隠れているのに気が付いていた。二人一緒に家を出てしまうと泥棒に逃げられてしまう。でも、家にこのまま居続けるのも危険だ。だから、二人は「いってらっしゃい」「いってきます」とあいさつし合って家にまだ誰かいると泥棒に思い込ませ自分たちは逃げることにしたのだ。泥棒は家の中に人がいると思い込んでいるから押入れから外に出られずそのまま警察に逮捕された。母娘は家から離れた交番で安全に過ごした。