15、日曜作家

男は働きながら休日を使って小説を書き上げた。男の書いた小説は出版社を介して売り出され多くの人に読まれたが小説の売上は男の懐に一銭も入らなかった。なぜ?

答え

男は青空文庫のボランティアだった。休日を使ってすでに著作権が切れた書物を書き写すのが男の趣味だった。その小説は当然著作権が切れているから売り上げが男のもとに入ることはない。