20230424-28

maintenance 

モノクロメータ取り出し(動作確認用 新モノクロ?導入検討)

PGモノクロとエレベータ機構取り出し

(1-2μSv/h ~ 1m付近 ドラム付近では20-30μSv/h,モノクロ表面付近では60μSv/h以上)

昨年度(20220412)に比べると、高線量

ドラムシールドの取り外しは後日 作業手順は→ モノクロドラムシールド取り外しの手順


20230427 

モノクロメータ用ケーブルの配線

モノクロチルト,トランス,の動作確認 具体的なリミットはtips for admin中 a part of limitを参照。 


磁場測定@6G

ガウスメータを持ちいて,6Gビーム孔から検出器までの大まかな環境磁場の大きさを確認する。

・遮蔽体に近い所で磁場が大きい 

 モノクロ出口 0.51mT(5G程度)

距離とともに減衰

水平方向の変化は gradient 0.0011667 mT per mm 程度

磁場方向は略変わらず(5G側,ビームに対して略垂直)


 アナライザー入口 からサンプル中心に向けて

最大 2mT(20G程度)程度 高さによっては4mTもあり

距離とともに減衰

水平方向の変化は,入り口付近では測定が難しい 

磁場方向は,3rd col.入口付近では磁場が上下反転する等,複雑

試料側で↑(赤が上),入り口付近で反転し,↓(赤が下)。


 モノクロエレベータ出口付近

1.5mT(ボールシャフトに近いほど磁場は強い)


図中の矢印は,大まかな磁場方向(赤(N極?)が向く方向)。数値は磁場(mT)。

モノクロゴニオ動作試験 等

・具体的なビームサイズの確認 池田(4/24~) 

2nd col V80 x H40

blank V90 x H50

blank(outer) V120 x H80


・ヘルムホルツコイル(改造) 大河原,池田 (5月,4/24の週にサイズ等検討) 

sample table w/o gonio 500mm phi, M10x8 on PCD380

sample table - sample: 400 mm 


・モノクロの動作確認の手順(ホールドポイントは〇)

〇線量確認(定期的に)

・作業可能な時間数の計算 時計の用意

・監視カメラ等,周辺の準備

〇モノクロ遮蔽上のケーブルを石床におろし,機器に接続

・装置立ち上げ(制御系のみ)

・モノクロチルトの動作試験 (方向,リミット)

・モノクロトランスの動作試験 (方向,リミット)

・撤収作業(4/28午後には停電対策のため,全ての作業を終えて,遮断器をオフにする必要がある)

・線量確認


・モノクロチルトの動作試験 (方向,リミット)

初期値:2.994(フラット)

RM+ = 41.96  プラス方向に動かすと,モノクロは反る

RM- = -37.53 マイナス方向に動かすと,モノクロは前にかがむ


・モノクロトランスの動作試験 (方向,リミット)

初期値:9.9(ほぼリミット+)

XM+ =+11.39 前進 プラス方向に動かすと,モノクロは前進する(ビームの来る方向に進む)

XM- = -49.25 後進 マイナス方向に動かすと,モノクロは後進する(ビームの来る方向から遠ざかる)

※ 通常運用時,XMは+リミットに当てていた。