maintenance 20230206

20230206~ 日立電気工業様とともに6G分光器の保守点検作業を行いました。

・サンプルゴニオメータ オーバーホールのため、炉室外へ持ち出し

・第二コリメータ出口~サンプルテーブル間の接続部分のメンテナンス。extensionを用いたテーブル位置調整が可能になりました。動作不良の原因は、根元の治具の固定ねじが緩み、高さがずれていたためのようです。

・サンプルテーブル(θs、2θs)のギア部分のグリスアップ(モリブデングリース)

・サンプルテーブルのギアの”あたり”を調整(調整ねじを締めきったところで丁度よい”あたり”となるように調整)

・サンプルテーブルのモーター軸受けの”あたり”を調整

・サンプルテーブル(θs)のエンコーダーを取り外し、スプリングを調整(振動の低下)

・検出器テーブルのクランプ部分のベアリングをグリスアップ

・駆動試験(2θa、2θs、θs、2θm) → +/-10°程度の範囲では問題ないことを確認

・主要なねじ部分の緩み確認用に、ねじにマーキング(赤、または青)