日本文学文化学科

教育目標

日本の文学文化を総合的多角的に考察するとともに、国際社会にふさわしい日本文学文化の継承やその創造に寄与する人材の育成に努め、「世界から日本を見る」という新しい視点から創造性に満ちた教育と研究を実践します。

概要

国際化時代における日本や日本人のあり方が問われている今日、日本文学文化学科では、閉鎖的な日本文化論に陥ることなく、日本の文学文化をグローバルな視点から考察するため、「比較」という方法論を導入しています。そのため、従来から設けていた「日本語学」「古典文学文化」「近現代文学文化」の専門分野の他に、新たに「比較文学文化」の専門分野を設置し、総合的多角的な視野を持つことができるよう、各専門分野を自由に横断して履修することが可能です。この「世界から日本を見る」という新しい視点のもと、今までの学問の枠組みにとらわれず、「比較」というキーワードで広い視野から日本を再発見し、日本の伝統を現代的な視点で捉え直すことで、国際社会における日本の文学文化の新たな可能性を創造していきます。

また、第1部とイブニングコースの授業を相互に聴講できるため、さまざまな学生のニーズに対応可能なことも大きな特徴です。

専攻分野

日本文学文化学科では、教育内容として四つの専攻分野が設置されています。分野間は自由に横断的な学習ができるようになっており、専門性を深めつつも日本文学文化を総合的包括的に学習することが可能です。

▶日本語学分野

日本語の過去から現在までのあり方を総合的多角的に検討するとともに、言語学一般や他言語との比較も行いながら、これからの日本語のあるべき姿を考察します。そのうえで日本語に対して、常に深い愛情と正しい批判とを注ぐことができる姿勢を養うことを目指します。

▶古典文学文化分野

古代から近世に至る古典文学(歌謡、連歌俳諧、漢詩文、日記、紀行、随筆、神話、説話、物語、演劇、評論など)に、主に実証的な観点から考察を加え、そこに表れた日本人の心や文化のかたちを、より深くより豊かに理解することを目指します。

▶近現代文学文化分野

明治期から今日に至るさまざまな文学作品について、多種多様な方法論による分析と考察とを試み、その文学の特質や作家の本質を究明します。その過程で、近現代の抱える時代性や思想性を汲み取り、これからの日本文学や日本人の可能性を模索します。

▶比較文学文化分野

比較文学文化の概念や理念を学ぶとともに、"世界から日本を見る"という視点を導入し、日本を相対化する姿勢を確立します。そして、既成の学問の枠にとらわれることなく、多様で創造的な「日本文学文化論」を展開し、国際社会における日本文学文化の意義や可能性を模索します。

特色

日本文学文化学科ではゼミナールを数多く開いています。1年生での初年次ゼミナール・実践基礎ゼミナールに始まり、2年生からは各専攻分野別のゼミナールに取り組むことで、着実に専門性を深めることができます。 また、専門科目を数多く用意し、必修科目を最小限に抑えることで、学習を進める上で必要な科目を選択することができます。各専攻分野間の自由な横断が可能なことと合わせ、とてもフレキシブルな履修システムとなっています。