2023.02.17SAT

TGLキャンプ「異文化理解体験」を開催しました

東洋大学は、学生の異文化理解を深める取り組みの一環として、2月17日(土)にTGLキャンプ「異文化理解体験」を開催し、計13名の学生が参加しました。

このキャンプで参加者は、トランプを使用した簡単なゲームを通じて、異文化コミュニケーションの疑似体験をしました。チームによって異なるルールで遊ぶゲームであるため、途中でチームメンバーが入れ替わる場面では、参加者には戸惑いや摩擦、イライラなどの感情が生じました。本キャンプを通じて、自分自身の常識やルールが通用しない状況に直面した際の心境や対応方法について、参加者は自らの体験を通じて考察しました。

振り返りのセッションでは、参加者は「他の人たちと自分だけが違うルールであると知った時、疎外感があった」とマイノリティになった時の心境や、「自分と異なるルールに基づいてゲームを進めている人に合わせた」など自分のルールを曲げてでも平和的な解決方法を選んだことなどの経験を共有していました。異なる文化背景やルールに対する理解の重要性を感じた参加者も多く、自身の常識や当たり前に固執せず、異文化への理解を深めることの重要性を認識しました。

本キャンプを通じて、参加者は自身の行動や価値観を見つめ直す機会を得ました。そして、実際の場面で異文化コミュニケーションを行う際の基礎を築くことができました。

東洋大学では、様々なグローバル教育の取り組みを行っており、その一環として3月16日・17日にはオンライン模擬国連が開催されます。この模擬国連では、議論に参加する大使だけでなく、聴講者やボランティアも募集しています。興味のある方は、東洋大学模擬国連のウェブサイトをご確認ください。また、東洋大学以外の高校生や大学生も参加可能ですので、多くの方のご参加をお待ちしております。

国際教育センターでは、引き続き、新しい出会いから学びが生まれる場を提供していきます。皆さんの積極的なご参加をお待ちしております!(講師:水松巳奈)