動画「東洋大学の至宝《男子幽霊図》―井上円了と西郷孤月の奇縁―」
を公開しました
動画「東洋大学の至宝《男子幽霊図》―井上円了と西郷孤月の奇縁―」
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このたび東洋大学創立者・井上円了と近代日本画の名手・西郷孤月が生み出した異色の作品《男子幽霊図》をテーマにした映像コンテンツを、この度、東洋大学公式YouTubeチャンネルにて公開しました。
東洋大学白山キャンパスで2024年10月に開催された特別展「おばけと円了 ー季節はずれの幽霊展ー」で、ひときわ注目を集めた一幅《男子幽霊図》。
異例のモチーフ: 幽霊画としては珍しい「男性の幽霊」
複雑な表情: 怒り、微笑み、哀しみが同居する、見る者を惹きつける表情が特徴
本動画では、この作品が哲学者・井上円了の依頼と画家・西郷孤月の筆によって、いかにして誕生したのかを多角的に読み解きます。
1.「男子幽霊図」誕生の奇縁
井上円了記念博物館・北田建二学芸員が、井上円了の幽霊画収集の背景と西郷孤月との運命的な出会いを解説。孤月の師である日本画の大家・橋本雅邦との繋がりと所蔵作品である《四聖像》も紹介し、作品誕生に至るまでの機縁に迫ります。
2.専門家による徹底解説
西洋美術史を専門とする国際観光学部・増子美穂先生が所蔵作品である西郷孤月《男子幽霊図》と橋本雅邦《四聖像》の技法や表現について、深い洞察をもって読み解きます。
3.学生の視点からの魅力
東洋大学の学生が絵画を鑑賞する様子を映し出し、時代を超えて人々を惹きつける幽霊画の魅力を、現代的な感性で捉えます。
4.新発見資料が語る背景
井上円了哲学センター客員研究員・佐藤厚氏が台湾で発掘した新資料を手がかりに、作品が生まれた歴史的背景をより深く掘り下げます。
5.受け継がれる《男子幽霊図》
《男子幽霊図》を描いた西郷孤月のその後の歩みをたどります。そして井上円了、孤月、そして東洋大学の間に存在する、運命的とも言える三者の位置関係を解説します。
タイトル: 東洋大学の至宝《男子幽霊図》―井上円了と西郷孤月の奇縁―
配信チャンネル: 東洋大学公式YouTubeチャンネル
URL: https://youtu.be/NW5HSN3eYb4?si=xdxHxDWPj0Z44J5j