6.真理の探究

高学年

真理を大切にし、物事を探究しようとする心をもつこと。

 真理とは、時代が変わっても変わることがない普遍的で妥当性のある物事の筋道、道理です。人は、疑問に思ったことや分からないことについて明らかにしたい、知りたいという欲求をもっています。これが探究心です。

 指導に当たっては、児童が真理を大切にして、物事の道理やわけをよく考えたり、確かめたりして、物事の本質を見極めようとする心を育てていきます。そのため、生活上便利なことが生まれたきっかけや、生活をよりよくするためのアイディアを考えるなど、日々の生活に目を向けて、自分の生活を少しでもよりよく工夫しようと意識させていきます。このように日々の生活の充実を目指すことを通して、新たな見方や考え方を発見したり、新しい物を生み出していったりする基盤となる心を育てていきます。